バーチャルウォーターを考える

[ 2018/09/10 ]


今日食べた食物を作るためにどれくらいの水が使われているか考えたことはあるだろうか
(参照:プラスチックごみもCO2排出も減らせる、新発想の新しいシャンプー。『Twenty』


image from 環境省のHP

普段、食べているご飯のもとであるお米やパンの原料となる小麦を育てるときに水は必要不可欠である。このように直接口にするわけではないが、何かを生産するときに使われている水のことをバーチャルモーター(仮想水)と言う。

 バーチャルウォーターを意識することで水がどれほど日常生活に使われていることが良くわかる。実際にどれくらいの水が使われているのか。まずはお米。茶碗1杯のご飯(150グラム)にはお米65グラムが必要であり、そこに使われている水は約60リットルと言われている。次に食パン。食パン1斤を作るのには小麦粉300グラムが必要となる。その小麦粉300グラムを作るのには約650リットルの水が必要と言われている。
 肉の場合はもっと水が必要となってくる。家畜として育てる鶏や豚、牛は水を飲み育つ。さらに水を使って育ったトウモロコシなどの植物をエサにしているためバーチャルウォーターの量は必然的に多くなる。家畜が育つまでに使った水を全て計算すると鶏肉の場合、100グラムあたり約450リットル、豚肉100グラムは約600リットル、牛肉にいたっては100グラム2000リットルもの水が必要になってくる。

 日本人は平均、一人一日あたり洗面や料理などで使う水の量が約300リットルといわれている。例えば、二人で焼き肉屋に行きそれぞれ100グラムの牛肉を食べ、ご飯を頼むとなるとそれだけでたちまち10日分以上の水を消費していることになるのだ。
 食事をする時バーチャルウォーターを意識することで水の大切さをより実感することができる。


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