株式会社日立製作所が2018年10月よりIoTを活用した上下水道事業のクラウドサービスを提供開始

[ 2018/09/21 ]


株式会社日立製作所は、IoTを活用した上下水道事業を支援するクラウドサービス「O&M支援デジタルソリューション」を10月から提供開始すると発表した。
(参照:株式会社クボタ、次世代の水道管を開発


image from 日立製作所のウェブサイト

株式会社日立製作所は、上下水道事業運営に関わるクラウドサービス「O&M 支援デジタルソリューション」の運用を2018年10月から開始する。このサービスは、IoTを活用してクラウド上に情報を収集し、AIやアナリティクスなどの最新技術を駆使し、上下水道事業の運営をより効率化しようとするもの。

「O&M 支援デジタルソリューション」を利用することで、端末から現場の作業員が過去の故障や修理履歴が閲覧できたり、作業についての遠隔指示を仰ぐことが可能になる。設備の稼働状況が確認できるほか、設備に関する故障や修理、点検の履歴をデジタル化して残すことができ、作業員の安全確保や業務品質の向上、設備の適切な管理が期待される。

株式会社日立製作所によるとこのクラウドサービスは今後も機能を追加していく予定で、近い将来、設備に記録されたデータを活用した「設備状態診断機能」や熟練者の技能やノウハウを終結させた「プラント運転支援機能」、AIを用いた「水質予測機能」などを追加していく予定だ。

近年の日本における下水道事業は、各地でプラントの老朽化に伴う設備更新の問題や、技術者の減少などが問題視され、事業運営の効率化が求められている。「O&M 支援デジタルソリューション」はすでに株式会社日立製作所の複数のプラントで実証試験が行われており、更なる機能の充実で下水道事業の課題解決を目指すという。


関連する記事

アーカイブス

アリゾナ州立大学 小惑星イトカワの粒子から水の痕跡を発見

アリゾナ州立大学 「はやぶさ」が持ち帰った小惑星イトカワの粒子から水の痕跡を発見 (参照:NASA探査機OSI [&he・・・

記事全文

メタウォーター(株)の共同研究体 下水処理設備を統合制御、国交省事業に採択

メタウォーター(株)を含む共同研究体 下水処理設備を統合制御、国交省事業に採択される (参照:大阪市水道局と日 [&he・・・

記事全文

兵庫県 瀬戸内海への排水基準を緩和方向へ見直し

兵庫県 瀬戸内海への排水基準を見直しへ 基準緩和への動き (参照:浪速工作所と日本スレッド 工業用水を浄化する [&he・・・

記事全文

高知県宿毛市 日本初スポーツクライミング設備のあるダムを整備へ

高知県宿毛市 横瀬川ダムの壁面をスポーツクライミングとして活用へ (参照:日大工学部 水田が持つ貯水機能を活用 [&he・・・

記事全文

東芝 岩手県における工業用水道の浄水場建設事業を受注

東芝インフラシステムズ(株) 岩手県における工業用水道の浄水場建設事業の受注を発表 (参照:三井住友建設(株) [&he・・・

記事全文

CFD販売(株) 水中ドローンを使用したダム点検の実証試験

CFD販売(株) 水中ドローンを使用し、大分県でダム点検実証試験を実施 (参照:(株)ディーゼル・ワークショッ [&he・・・

記事全文

名古屋市 おいしい水道水PRへ向けてPR用300ml缶製造

名古屋市 おいしい水道水PRへ向けてPR用「名水」300ml缶製造 (参照:双葉地方水道企業団 福島の安全な水 [&he・・・

記事全文

三井住友建設(株) カンボジアでの上水道拡張整備工事を落成

三井住友建設(株) カンボジアで上水道拡張整備工事の落成式を挙行 (参照:カンボジア 国内最大級の水力発電ダム [&he・・・

記事全文

大阪市水道局と日立製作所 中長期の水需要予測に関する共同研究開始

大阪市水道局と日立製作所 ビッグデータやAIを駆使した水需要予測に関する共同研究開始 (参照:米Flo Tec [&he・・・

記事全文

ユニセフとWHO 「保健ケア施設における水と衛生」報告書まとめる

ユニセフとWHO 「保健ケア施設における水と衛生」報告書で世界の水供給についてまとめる (参照:IWA世界会議 [&he・・・

記事全文

ニュース一覧を見る


    PR