東北整備局 成瀬ダム本体の着工開始、国内最大の台形CSGに

[ 2018/09/25 ]


2018年9月15日成瀬ダム本体が着工スタート、国内最大の台形CSGが2024年度竣工予定
(参照:荒瀬ダム国内初のダム撤去


image from 成瀬ダム工事事務所のウェブサイト

1983年度に実施計画調査が開始され、後に国直轄事業に移行、1997年度に事業着手していた成瀬ダムが2018年9月15日に本体工事の着工を開始させた東北地方整備局が秋田県東成瀬村雄物川水系成瀬川上流にて整備を進めており、15日、着工に合わせて現地で式典が開かれた。式典には国土交通省水管理・国土保全局の井上智夫治水課長、佐竹敬久秋田県知事、同ダム建設促進期成同盟会会長の高橋大横手市長、佐々木哲男東成瀬村長ら関係者約300人が出席。成瀬ダム建設の事業説明や鍬(くわ)入れセレモニーなどが行われた。

雄物川流域は、洪水による甚大な被害と同時に渇水被害が度々生じているという現状があり、洪水調節だけでなく、流水の機能維持や農業用水補給、水道用水供給、発電などを目的とした多目的ダムの建設が望まれていた。1997年度の事業着手当初は、ロックフィルダムとして建設計画を立てていたが、2017年度には施工性や経済性、環境負荷低減などの面から台形CSGダムとして計画を変更した。

成瀬ダムの規模は高さ114.5m、堤頂長755m、堤体積485万m3、総貯水容量は7850万m3となる予定で、完成すれば台形CSGダムとなる。2020年度に定礎、2023年度の試験湛水開始を経て2024年度の竣工を目指す計画。総事業費1530億円を掛けた大規模ダム建設がスタートした。


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