炭酸水・強炭酸の人気は定着化のきざし

[ 2018/10/19 ]


炭酸水・強炭酸飲料は一過性のブームに留まらず、日常生活に溶け込みつつある。
(参照:サントリー食品インターナショナル、スノーピークと共同開発した無糖の炭酸水、「南アルプス スパークリング」を発売。


image from アサヒ飲料のウェブサイト

近年の飲料市場の中で、大幅に売上を伸ばしているのが炭酸水である。これまで炭酸水というとウイスキーやサワーなどの割材といった存在だったがストレート飲用といった「直飲み」という新しい飲み方が広まり、需要が一気に高まっている。炭酸水を飲む場面としては、仕事中の気分転換や目覚めの一杯、そして食事の時など、大人の年代を中心に炭酸水の直飲みが定着しつつある。

 さらに従来の炭酸水に比べ、大幅に充填時のガス圧を高めた強炭酸水もブームに火をつけている。今まで子どもや10代に好まれる炭酸飲料のイメージから甘さを控えて、辛味や苦みを加えたりすることで大人世代を意識したドリンクというイメージに変化させた。糖類を抑えることで健康志向の日常的な飲み物として40代〜50代の支持も得た。

 もともと炭酸水は欧米で食事の際に好んで飲まれていた。欧米ではいずれもミネラルを多く含んだ硬水の商品が多く、軟水に慣れた日本人には直接飲用が敬遠されてきた。しかし、2011年にアサヒ飲料が「ウィルキンソン」の500mlをPET容器で発売したことがきっかけとなってこれまでのイメージを変えた。ウィルキンソンは、1904年に日本で生まれて以降、バーなどで支持されてきたブランドだ。ろ過によって磨き抜いた水と炭酸ガスでつくった、キレのよいすっきりとした味わいが特徴である。
 その後も飲料メーカー各社の新商品投入が続いており、炭酸飲料市場の争いとともに
日常での炭酸水・強炭酸を口にするシーンが増えて行きそうである。


関連する記事

アーカイブス

三峰川総合開発工事事務所 美和ダム「再開発ストックヤード見学会」を実施

三峰川総合開発工事事務所 美和ダム再開発ストックヤード見学会、堆砂対策施設公開 (参照:(株)日立製作所 ダム放流計画の・・・

記事全文

東京大学ほか 海中ロボットによる海氷裏面の全自動計測に成功

東京大学ほか 自立型海中開発 海氷裏面の全自動計測に成功 南極海への調査に (参照:理研 水表面における「フェノール」の・・・

記事全文

熊本 球磨川の治水対策の新ダムが「重力式」になる見通し

熊本 球磨川の治水対策の新ダムが「重力式」になる見通し 「アーチ式」から変更か (参照:長野県 千曲川の治水対策として川・・・

記事全文

(株)ビッグカメラ 宅配水事業へ参入発表 2022年稼働を目指す

(株)ビッグカメラ 富士山地下水で宅配水事業へ参入発表 2022年稼働を目指す (参照:星野リゾート 「星のや 竹富島」・・・

記事全文

長野県 千曲川の治水対策として川幅拡張に着手 2027年度プロジェクト完成を目指す

長野県 千曲川緊急治水対策、川幅拡張に着手 2027年度プロジェクト完成を目指す (参照:ALSOK 相模川でドローンを・・・

記事全文

(株)らしゅえっと 高機能酸化水使用のマウスウォッシュを発売

(株)らしゅえっと 合成添加物不使用の高機能酸化水使用のマウスウォッシュを発売 (参照:アイリスオーヤマ(株) 飲料水事・・・

記事全文

理研 水表面における「フェノール」の光化学反応の直接観察に成功

理研 水表面における「フェノール」の光化学反応の直接観察に成功 5万倍の速さ (参照:株)日本トリム 電解水素水の飲用が・・・

記事全文

ALSOK 相模川でドローンを使った実証実験 AI判定や河川維持管理など

ALSOK 相模川でドローンを使った河川維持管理の実証実験 災害時の巡視や環境変化の解析など (参照:東京大学やNECネ・・・

記事全文

奈良文化財研究所 世界遺産「平城京跡」で大型の排水施設の出土を発表

奈良文化財研究所 世界遺産「平城京跡」東方官衙地区 大型の排水施設が出土 (参照:北海道大学 幻の魚「イトウ」の生息場所・・・

記事全文

アイリスオーヤマ 人気商品「リンサークリーナー」の新型を発売 水の連続噴射が可能に

アイリスオーヤマ(株) 新型リンサークリーナー発売 水の連続噴射が可能に (参照:株式会社Gloture スマホで管理で・・・

記事全文

ニュース一覧を見る


    PR