浪速工作所と日本スレッド 工業用水を浄化するモジュール「Wクリーン」を共同開発

[ 2018/12/23 ]


浪速工作所と日本スレッド 水の浄化モジュール「Wクリーン」を共同開発、工業用水を食品洗浄水に
(参照:水の有効利用と食糧危機を救う技術『アクアポニックス』


image from 日本スレッド株式会社のウェブサイト

浪速工作所日本スレッドが水の小型ろ過装置を共同開発した。遠心分離の技術とフィルターを活用した水浄化システムで、商品名は「Wクリーン」。内側にらせん状の溝が刻まれたモジュールに、専用のフィルターを挿し込んで使用、水を浄化する。遠心力を利用して不純物をらせん状の溝でキャッチし、その後フィルターでろ過する仕組みだ。塩素処理と併用することで、工業用水を食品用洗浄水に使用できるまでに浄化することができる。

現在、日本では水の浄化に膜ろ過方式を取り入れているケースがあるが、膜ろ過方式は能力が高く価格も比例して高くなり、採算が合わないケースがあるという。膜ろ過は、ろ過する穴の大きさによってろ過の精度が大きく左右されるが、砂ろ過の場合穴の大きさは5~20ミクロン程度、膜ろ過の場合は0.01~0.1ミクロン、今回開発された「Wクリーン」は2ミクロンで中間的な扱いとなる。価格は膜ろ過方式の半分以下に抑えられている。工業用水は価格が安い分、水道水とは異なり浄水処理としてろ過や塩素の注入が施されていない。この工業用水を有効活用できるようになることは、現在水道水で洗浄を行っている食品製造現場などでの大きな需要が見込まれるという。「Wクリーン」は社長を含めたスタッフ3名というスタートアップ企業・日本スレッドが企画、金型製造業の浪速製作所が設計と製造を行った。2019年春ごろ、水道技術研究センターの浄水用設備等認定を申請する予定。


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