魚津埋没林博物館 地下水に秘められた力を海水と比較、研究

[ 2019/01/18 ]


魚津埋没林博物館 杉材のブロックを使用し地下水に秘められた力を海水と比較、研究
(参照:いちごホールディングス 地下水探査新システムの開発に成功、販売へ)


image from 魚津埋没林博物館のウェブサイト

富山県にある魚津埋没林博物館が杉材のブロックを使用し、地下水に秘められた力を実験によって検証、公開している。魚津埋没林博物館は、国の特別天然記念物に指定されている魚津埋没林の展示と、富山湾に現われる蜃気楼についての紹介をしている施設。埋没林は、火山の噴火や、河川の氾濫による土砂の堆積、海面の上昇などの理由で、それまで地上にあった林が文字通り水中に埋没してしまった状態のことを指す。魚津埋没林は、1930年ごろに魚津市の海岸の地中から発見され、今もなお約2000年前の姿をそのままに残している。腐食することなく原形をとどめている理由として、片貝川扇状地から湧き出した地下水で密閉状態になり、バクテリアによる分解が抑えられたためと考えられている。

魚津埋没林博物館では、地下水に秘められた力を来館者にも伝えようと実証実験を行っている。杉材のブロックを海水の入った水槽や地下水の入った水槽に入れ、地中や地表など、異なる環境に入れて保管することで、その経過を観察するというもの。水槽の水は1週間ごとに定期交換される。杉材を定期的に取り出して重量を計るほか、水槽の水の色の変化なども記録される。実験は今後5年間行われる予定で、経過や結果を報告することで、来館者に地下水が秘めている力の理解を促す。長期に渡る実験でどのような結果が出るのか、注目を集めている。


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