島津製作所 水中でも使用可能な高速無線通信システムを開発

[ 2019/01/28 ]


島津製作所 水中でも瞬時に画像を送受信できる高速無線通信システムを開発
(参照:ソニー、水中でも音楽が楽しめるワイヤレスイヤホン「WF-SP900」を発売


image from Pixaby

京都に本社を構える島津製作所が、水中でも使える高速無線通信システムの開発に成功した。この技術は半導体レーザーによる光技術を活用し、画像や映像を瞬時に送受信できるというもので、従来の音波での水中無線に比べて約1000倍の通信速度になるという。水中ロボットにこの機能を搭載させることによって、海底やその他の水中の正確な情報をキャッチ、状況の把握がリアルタイムで可能になる。

現在、水中ロボットの無線での画像の送受信は、音波によって行われるのが一般的だが、大容量のデータ通信の送受信が困難であるため、1枚の画像を送るのに10分程度の時間を要している。有線ケーブルを使用した場合、大容量通信が可能になり送受信の時間を短縮することができるが、流れの早い海流の中での作業は、ケーブルが流されてしまうなど操作面で問題がある。島津製作所が今回開発した技術によると、無線での通信で、1枚の画像の送受信にかかる時間は0.6秒と驚異的ともいえるスピードだ。

日本近海には、石油・天然ガスに代わる次世代の資源として注目を集めているメタンハイドレートや、コバルトやニッケルなどの資源が存在しているとの見方がある。水中ロボットによる状況の把握がリアルタイムにできるようになることは、日本にとって大変有益な話になる。海底調査だけでなく、水道事業やダム現場などさまざまな場面で活用されることは間違いない。


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