FullDepth 2020年5月に水中探査用のドローンを量産予定

[ 2019/07/11 ]


FullDepth 水中探査用のドローンを量産、遠隔操作で点検へ
(参照:CFD販売(株) 水中ドローンを使用したダム点検の実証試験)


image from FullDepth公式Twitter

筑波大学発のスタートアップ企業「FullDepth(フルデプス)」は、第三者割当増資で計3億4千万円を調達に成功、水中を探査するドローンの量産を本格的にスタートさせる見通し。2020年5月期に約100台を生産、6月には東京都内で開発と営業の拠点を設ける計画だ。

同社が出がける水中ドローンは本体にカメラを内蔵し、Full HDで撮影した動画はインターネット経由でリアルタイムで確認することができる。これにより離れた場所にいる技術者が画像を確認、遠隔操作で作業が行えるようになるという。音波を活用した装置も備えあれており、水中の視界が悪いときでも物体をとらえることができる。

本体重量は25~35kg程度で、人手で水中にドローンを投下して作業する。水中探査はインフラ設備の点検や海底資源の調査、漁礁や定置網の点検など、水中ドローンの活躍が期待される用途は広い。水中ドローンをうまく使うことができれば、人員の削減や安全性の確保、設備投資費用の削減などが見込まれる。

FullDepthはこれまで、販売ではなくレンタルとしてドローンを取り扱ってきた。機体のコントローラーは操作性を考慮し、市販のゲームコントローラーを採用するなど、独自の視点でのものづくりを行っているところも興味深い。水中ドローンの活用による上下水道やダムなどのインフラの点検は、世界的にも進みつつある分野。取り扱う企業も増え、今後、生き残りをかけた切磋琢磨が見られそうだ。


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