阿寒湖のマリモ保全推進委員会 マリモ保護目的で摘み取った水草をシカのエサに

[ 2020/07/07 ]


阿寒湖のマリモ保全推進委員会 阿寒湖で除去した水草を乾燥させシカのエサに
(参照:ホクレン 災害時の牛の飲み水確保に北海道コカ・コーラボトリング(株)と連携協定を締結)


image from 阿寒湖のマリモ保全推進委員会フェイスブックより

阿寒湖のマリモ保全推進委員会は、阿寒湖で伐採除去した水草をエゾジカのエサとして活用できるかの調査をスタートさせる。阿寒湖のマリモは国の特定天然記念物として指定されているが、阿寒湖に発生する水草類が異常繁殖することにより、生息域が狭まってきている。水草類の繁殖は、マリモの成長に欠かせない回転運動を妨げるなどの影響が出て、放置しておくと将来的にマリモが激減する可能性も指摘されている。

釧路市教委や地元関係機関などで構成される阿寒湖のマリモ保全推進委員会が、阿寒湖のマリモを守るべく、2018年から阿寒湖に発生する水草の伐採除去に取り組んでいる。2019年には1.5トンの水草を除去できたが全量廃棄された。同委員会では自然の産物を除去して捨ててしまうのではなく、活用することで持続可能な自然保護への活路を模索中だ。伐採した水草類をエゾジカのエサとして活用できるかの実験は、2020年6月~2021年3月まで実施する予定。実験では、夏に水草を刈り取り干し草のように乾燥させ、2020年2~3月にエゾジカの給餌場に水草を置いて反応を探る。現在、エゾジカの食害対策として毎年数百万円の費用が掛かっており、水草が活用できれば食害対策費の削減にもつながるという。


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