黒部川第四発電所と黒部ダムの技術を水ビジネスに生かす。関西電力子会社、ニュージェック、海外水ビジネス進出を目指す

[ 2011/01/22 ]


関西電力の子会社、ニュージェックが、自治体との連携により、海外水ビジネス進出を目指していることが分かった。同社は、1963年に「新日本技術コンサルタント」としてスタート。黒部ダム黒部川第四発電所の建設に関わったメンバーが中心となり立ち上げた会社である。

ニュージェックは、関西電力が78%出資する子会社であるが、関電関連の売上は20~30%となっており、従来より、海外事業展開を強く打ち出している会社である。海外においては既に、韓国、インドネシアなど水力発電所の建設実績がある。しかし、最近は大規模案件の減少により海外事業が縮小傾向にあるという。

そこで、新規分野を開発する計画として、水ビジネスに着目。ラオスでは治水関連の事業に取り組みんでおり、今後は上下水道を含めた水ビジネス分野への進出を狙っている。日本の場合は運営、保守などのノウハウを自治体が保有しており、同社としても自治体との連携を模索するようである。

自治体側においても民間企業との連携による水ビジネス展開の動きは、東京大阪神奈川北九州など全国の有力自治体で積極的な動きを見せている。今回の同社の計画も、その流れに乗ったものとみられる。


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