大阪市の下水汚泥を発電燃料へ、電源開発と月島機械が協定締結

[ 2011/02/11 ]


2011年2月8日、大阪市下水処理施設で発生する下水汚泥汚を火力発電の燃料として利用する事業につき、電源開発(Jパワー)月島機械が協定を締結した。両社は同事業のため特別目的会社を設立。下水汚泥の燃料化事業について、民間資本を利用するPFI方式を採用することとなった。

事業概要

image from 電源開発ニュースリリース

両社は、燃料製造施設を下水処理場に建設。2014年4月の稼動を目標とする。この下水汚泥の燃料化は、二酸化炭素削減と下水汚泥処理の2つの効果を達成するものとなる。この燃料製造施設により、大阪市で発生する下水汚泥の25%を燃料化することが可能となるという。製造された燃料は電源開発の竹原火力発電所などで、石炭代替燃料として使用。これにより年間で1万トン以上の二酸化炭素削減効果を発揮することとこなる。

環境問題などが深刻化する中、様々な形での下水汚泥の再利用が事業化されていく動きが目立ってきている。同事業が成功することによって、発電における化石燃料使用を一層削減し、二酸化炭素排出を削減する事業モデルとなることが考えられる。


関連する記事

アーカイブス

炭酸水・強炭酸の人気は定着化のきざし

炭酸水・強炭酸飲料は一過性のブームに留まらず、日常生活に溶け込みつつある。 (参照:サントリー食品インターナシ [&he・・・

記事全文

大阪の水族館「海遊館」 海水運搬船の座礁で海水供給ストップ

大阪の水族館「海遊館」、海水運搬船が座礁したため海水の供給がストップし人工海水で飼育 (参照:福島第一原発、台 [&he・・・

記事全文

水道水を充填したペットボトル水のモンドセレクション受賞が盛んに

日本の各水道事業体が発売しているペットボトル水が好評価を得ている。 (参照:日本の名水百選)[ 2018/10/11 ]

記事全文

水道法改正はあるのか

7月の国会を賑わせた水道法改正。今後、水道事業の民営化が進むのか注目が集まる。 (参照:株式会社日立製作所が2 [&he・・・

記事全文

水の有効利用と食糧危機を救う技術『アクアポニックス』

古くからの歴史を持つ技術が人類を水環境問題や食糧危機から救う可能性を秘めている。 (参照:野菜の育て方を変える [&he・・・

記事全文

石狩川を氾濫から守った男、岡崎文吉

岡崎文吉の尽力無くして現在の石狩川はないとまで言われている。 (参照:米南部、記録的大雨で洪水。死者は少なくと [&he・・・

記事全文

運河の大掃除!オランダで3,300円の「ごみ釣り観光ツアー」が好評

オランダで運河のゴミを小型ボートに乗ってすくう「ごみ釣り観光ツアー」が人気 (参照:プラスチックごみもCO2排 [&he・・・

記事全文

関西電力 IoTと気象データを活用し水力発電の運用効率化の研究を開始すると発表

2018年9月18日、関西電力はIoTを活用した水力発電運用効率化技術の研究を開始すると発表した (参照 :荒 [&he・・・

記事全文

東北整備局 成瀬ダム本体の着工開始、国内最大の台形CSGに

2018年9月15日成瀬ダム本体が着工スタート、国内最大の台形CSGが2024年度竣工予定 (参照:荒瀬ダム国 [&he・・・

記事全文

株式会社日立製作所が2018年10月よりIoTを活用した上下水道事業のクラウドサービスを提供開始

株式会社日立製作所は、IoTを活用した上下水道事業を支援するクラウドサービス「O&M支援デジタルソリ [&he・・・

記事全文

ニュース一覧を見る


    PR