堀場製作所 自動COD測定装置「CODA-500」の受注本格化。測定の消費電力を大幅削減。国内市場占有率50%を目標、アジア市場も視野

[ 2011/03/04 ]


2011年3月8日より、株式会社堀場製作所では、水質測定基準項目である有機的汚染状況を表す、化学的酸素要求量(COD)を自動測定する「CODA-500」の受注を本格化させる。このCODA-500は、スプーン1杯のサンプルでもCODの測定が可能。そのため、消費する試薬は従来比で90%消費電力は同60%の削減を達成している。また、メンテナンスにおける省力化も実現。試薬の補填がボトル交換のみとなり、調合や注ぎ足しなどの保守作業が省力化されているのも特長である。
(参考:環境省、水質調査に新基準追加検討。「透明度」、「下層溶存酸素量」、「大腸菌数」で生態系、生物種多様化維持に配慮)

自動COD測定装置 CODA-500image from 株式会社堀場製作所

CODA-500は、水質総量規制のが義務付けられる工場などが隣接する港湾、湖沼、河川などの水質測定需要に対応し、水質自動計測機の国内市場占有率50%を目標としている。また、アジアを中心とする工業新興国では、日本の水質基準をモデルとする規制の法整備が進んでおり、中国韓国台湾などを中心にアジア市場における販売拡大も目指していく。

日本では、東京湾、瀬戸内海など閉鎖性の高い水域の水質汚染防止のため、水質総量規制が定められている。このため、規制対象となる工場などでは化学的酸素要求量(COD)を代表とする水質基準の指標の測定が義務付けられている。日本では全体としての水質の改善が見られる中、まだ一部では赤潮青潮の発生などがみられる。そのため今後も水質改善、規制の動きは強化されていくことになる。

同時に、日本の水質環境規制をモデルとしているアジア諸国でも同様の動きが見られることが予想される。更に、世界的な環境意識が高まるとともに、同社をはじめとした日本の高度な水質計測技術の需要が高まることが予想されている。今後、同社では水質環境保全のための技術提供を行うことで、日本のみならず、アジア諸国における水質環境保全に貢献し、安全な水環境を作り上げることに貢献していくとしている。


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