埼玉県 JICA補助金事業として、タイ、チョンブリ県へ水処理技術向上の支援プロジェクト開始-海外水ビジネス参入の一歩へ

[ 2011/03/15 ]


2011年4月より、埼玉県海外水ビジネス参入に向け、タイ水処理技術向上の支援プロジェクトを開始する。このプロジェクトは国際協力機構(JICA)を窓口とした補助金事業であり、期間は今年4月から3カ年となる。
(参考:埼玉県 海外水ビジネス進出に向け「ウォータービジネスメンバーズ埼玉(仮称)」を発足、中国などアジア市場進出を目指す

タイimage from fung.leo

今回のプロジェクトは、2月14日に埼玉県とタイ地方水道公社が締結した合意書に基づくものである。タイ、チョンブリ県へ年2回、県企業局の3人の職員を派遣し浄水技術の支援職員教育など人材育成に取り組む。同県は、タイでも最大の工業団地があり、首都であるバンコクに近いという立地なども含め、埼玉県との類似性がある。

埼玉県では、海外水ビジネスに向け、県内でも官民連携を強化する「ウォータービジネスメンバーズ埼玉(仮称)」構想が持ちあがっている。埼玉県サイドでは、今回の技術支援プロジェクトが、海外水ビジネス市場進出に不可欠の「相手国側のニーズを知るチャンスになるではないか」という見方もあるようだ。将来的には、タイでは未開発分野である河川水処理などの水ビジネスへ同県が食い込んでいくいことも考えられる。

アジアにおける水関連の技術的支援、人的交流が水ビジネスに繋がった北九州市の事例もあり、埼玉県の行う同プロジェクトも将来の水ビジネスへ繋がっていく可能性は十分に考えられるものであろう。


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