厚生労働省発表-東日本大震災による水道断水対し約215万戸を復旧、現在の断水は全国で6県約11万戸。計画断水に伴うトラブルも発生

[ 2011/04/19 ]


2011年4月17日、11:00時の時点で厚生労働省が発表したデータによると、東日本大震災とそれに続く余震による水道断水に対し、これまで約215万戸を復旧し、現在でも断水被害が続いている地域は、全国6県約11万世帯であることが分かった。なお、復旧戸数に関しては応急給水も含む数字となっている。
(参考:宮城県 東日本大震災の余震により断水していた水道の復旧が完了-県営水道は復旧、世帯への配水は自治体の判断で

復旧状況の経過Image from 厚生労働省

厚生労働省によると現在でも断水が続いているのは6県。岩手県の約2.6万戸、宮城県の約5.7万戸、福島県の約2.2万戸、茨城県の約8,300戸の栃木県の約430戸断水、千葉県の約180戸となっている。

また断水を行っている自治体には地域を区切って計画的に断水する「計画断水」も行われている。その中で、茨城県神栖市などでは給水時間になっても水道が使用できないというトラブルも発生している。この原因は断水に備え、水道配水の上流にあたる家庭で断水に備え、多くの水を使用していることが原因ではないかと見られている。水道配水の上流にある家庭が多く水を使用することで水道配水の下流地域の水圧の低下を招いているということである。

厚生労働省の発表データでも、復旧としてカウントされている自治体には、応急給水も含んだものとなっており、まだまだ完全復旧まで先は長いようである。


関連する記事

アーカイブス

炭酸水・強炭酸の人気は定着化のきざし

炭酸水・強炭酸飲料は一過性のブームに留まらず、日常生活に溶け込みつつある。 (参照:サントリー食品インターナシ [&he・・・

記事全文

大阪の水族館「海遊館」 海水運搬船の座礁で海水供給ストップ

大阪の水族館「海遊館」、海水運搬船が座礁したため海水の供給がストップし人工海水で飼育 (参照:福島第一原発、台 [&he・・・

記事全文

水道水を充填したペットボトル水のモンドセレクション受賞が盛んに

日本の各水道事業体が発売しているペットボトル水が好評価を得ている。 (参照:日本の名水百選)[ 2018/10/11 ]

記事全文

水道法改正はあるのか

7月の国会を賑わせた水道法改正。今後、水道事業の民営化が進むのか注目が集まる。 (参照:株式会社日立製作所が2 [&he・・・

記事全文

水の有効利用と食糧危機を救う技術『アクアポニックス』

古くからの歴史を持つ技術が人類を水環境問題や食糧危機から救う可能性を秘めている。 (参照:野菜の育て方を変える [&he・・・

記事全文

石狩川を氾濫から守った男、岡崎文吉

岡崎文吉の尽力無くして現在の石狩川はないとまで言われている。 (参照:米南部、記録的大雨で洪水。死者は少なくと [&he・・・

記事全文

運河の大掃除!オランダで3,300円の「ごみ釣り観光ツアー」が好評

オランダで運河のゴミを小型ボートに乗ってすくう「ごみ釣り観光ツアー」が人気 (参照:プラスチックごみもCO2排 [&he・・・

記事全文

関西電力 IoTと気象データを活用し水力発電の運用効率化の研究を開始すると発表

2018年9月18日、関西電力はIoTを活用した水力発電運用効率化技術の研究を開始すると発表した (参照 :荒 [&he・・・

記事全文

東北整備局 成瀬ダム本体の着工開始、国内最大の台形CSGに

2018年9月15日成瀬ダム本体が着工スタート、国内最大の台形CSGが2024年度竣工予定 (参照:荒瀬ダム国 [&he・・・

記事全文

株式会社日立製作所が2018年10月よりIoTを活用した上下水道事業のクラウドサービスを提供開始

株式会社日立製作所は、IoTを活用した上下水道事業を支援するクラウドサービス「O&M支援デジタルソリ [&he・・・

記事全文

ニュース一覧を見る


    PR