JFEエンジニアリング「バラスト水処理システムの営業体制を整備」を発表-バラスト水管理条約の発効に備え、バラスト水処理システム「JFEバラストエース」の営業体制整備

[ 2011/04/21 ]


2011年4月19日、JFEエンジニアリング株式会社は、「バラスト水処理システムの営業体制を整備」について発表した。バラスト水管理条約の発効に備え、バラスト水処理システムJFEバラストエース」の営業体制を整備を進めて行くとしている。
(参考:福島第一原発事故-コンリート破損により高濃度放射線水流出。海水汚染に潜むバラスト水問題

JEFエンジニアリングimage from  JFEエンジニアリング

バラスト水とは船舶が復元力を維持するために船底に注水する海水である。出航する港で注水し、入港先の港で排出される。バラスト水システムはこのバラスト水の移動により、海洋生態系を乱したり、汚染の拡大を防ぐことを目的としたシステムである。バラスト水条約が発効した場合、外洋船舶は、例外なくバラスト水処理システム設置が義務付けられることになる。

同社のバラスト水システムは最大処理能力の型式拡大について国土交通省より承認を得た。同社の製品は1ユニットで世界最大級の4,500立方メートル/時の処理能力を持ち、小型船舶から40万トン級の船舶まで対応が可能となった。また、薬剤使用量は半減化することに成功し、これも国土交通省からの承認を得ている。

同社は、薬剤供給拠点の整備として、シンガポールロッテルダム等など世界の主要20港湾都市で薬剤供給体制の拠点整備を完了。更に拠点の充実を図るとしている。

バラスト水管理条約は、2つの条件が揃った時点から12ヵ月後に発効される。まず、国際海事機関(IMO)加盟国のうち30カ国以上の批准が達成されること。そして、批准国の保有する船舶量が世界の商船数の35%以上になることである。4月19日時点ではそれぞれ27カ国、25.3%となっている。


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