福島第一原発事故-東京電力、放射性汚染水浄化装置稼働に向け準備を開始

[ 2011/06/06 ]


2011年6月6日、東京電力では、福島第一原発に溜まっている高濃度放射性汚染水の浄化装置稼働に向け、ポンプ、容器など各種装置に水漏れなどがないかどうか確認作業を進めている。
(参考:福島第一原発事故-放射性汚染水水位上昇止まらず、新たな放射性汚染水の保管場所確保へ対策検討

東京電力image from 東京電力

現在、福島第一原発では、早急に放射性汚染水浄化を行い施設外に漏れ出す前に移送することが必要となっている。高濃度放射性汚染水は、施設内に10万5千トン以上溜まっていると見られている。また、外部冷却による注水により1日1500トンづつ増える計算になり、更に今後も降雨の影響を受ける可能性もある。

2号機では、このままのペースでいくと6月20日にはトレンチから放射性汚染水が流出する危険性が指摘されている。それを回避するためには、早急に放射性汚染水を浄化し、別の場所へ移送する必要がある。

東京電力では6月15日から浄化装置の稼働を開始する予定である。浄化装置が本格稼働することにより、外部からの注水による冷却から循環注水による冷却となり放射性汚染水の問題も大きく前進する。また、処理した汚染水を格納するタンクについては、総数270基、容量3万トンの設置を計画している。


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