水ingと積水化学が水ビジネスに関する業務提携を発表-複合委託案件の受注、営業活動、遂行を共同化

[ 2011/06/11 ]


2011年6月10日、水ing株式会社積水化学工業株式会社水ビジネスの関する業務提携を行うことを発表した。この提携は水ビジネスにおける国内外の複合委託案件に対し、両社が共同し、受注、営業活動、案件の遂行を行うものとしている。
(参考:パテント・リザルト 「上下水道管の漏水防止・補修技術」特許総合力のランキングの企業調査結果を発表 トップは積水化学工業、続いてクボタシーアイ、東亜グラウト工業

水ingと積水化学image from 水ing積水化学

今回の提携は水ingの培ってきた水処理事業における上下水道施設の設計、建設、運用、メンテナンスに関するノウハウと、積水化学の持つ上下水道管に対する調査、診断、設計、製品、施工維持管理のノウハウを融合することになる。これにより、両社の長所を合わせ水ビジネス市場における優位を強固なものとし、国内外で水ビジネスを大きく展開させることを目標としている。

日本国内では、施設の老朽化、人材の世代交代による人材確保が困難となったなどの理由により、自治体単独の上下水道サービスを維持することが困難となっている。このことが、広域連合や、上下水道事業のアウトソーシング化につながっている。また、海外でも新興国では上下水道の整備が急がれる中、資金、人材の不足がその足枷となっている面がある。

このような状況を俯瞰(ふかん)すると、今後は国内外とも水ビジネスにおけるPPPの動きが活性化すると考えられる。一方で海外市場においては、水メジャーといわれる巨大企業が、水ビジネスに関する包括的なサービスを提供するビジネスを展開している。両社は、この水ビジネスの市場において、競争力を発揮し、水メジャーに対抗できる包括的な受注が可能となる体制を確立し、現地のパートナーの確保を目指していく。両社は、2011年5月より共同営業・共同受注を開始している。また、2016年度には、両社合算で売上高500億円以上を目標としている。


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