福島第一原発事故-放射性汚染水浄化装置の本格稼働は16日以降に遅延、水漏れの次はプログラムバグ

[ 2011/06/13 ]


2011年6月11日、東京電力福島第一原発放射性汚染水浄化装置の本格稼働は16日以降に遅延することが明らかとなった。原因は10日に判明した水漏れに続き、11日にポンプを制御するプログラムにバグが発見されたためである。
(参考:福島第一原発事故-放射性汚染水除去装置の本格試運転が延期、原因は十数か所の水漏れ)

東京電力image from 東京電力

まさしく、「前途多難」である。10日に発見された10数箇所の水漏れに関しては、現在水漏れ防止剤を塗る対応を行っている。そして、11日には24台のポンプを制御するプロラムにバグが見つかったと発表があった。現在は、そのデバッグ作業も合わせて行われている。

この対応により、当初の予定であった6月15日の本格稼働は困難となり、16日以降に遅延することが明らかとなった。修正対応は1日で完了する予定であるが、その後のテストには数日の時間を要する。このため、放射性汚染水浄化装置の本格稼働は16日以降に遅延することは確実とのことである。ただ、本格稼働前にプログラムバグが見つかったことは不幸中の幸いなのかもしれない。

これから先、人為的なミス以外にも気象条件など、汚染水処理を困難にさせるであろう状況が訪れる可能性は無いとはいない。処理の遅れは、放射性汚染水の外部流出リスクを上げていく。最悪、放射性汚染水の外部への流出を防ぐ対策を完璧に講じておくことが必要であると思われる。


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