三井造船 「オゾン利用によるバラスト水処理システム(FineBallast(R) OZ)」が日本政府の適合証明書を取得

[ 2011/06/29 ]


2011年6月28日、三井造船株式会社社団法人日本海難防止協会、参画企業5社(商船三井、シンコー、海洋開発技術研究所、水圏科学コンサルタント、エム・オー・エル・マリンコンサルティング)と共同開発した「オゾン利用によるバラスト水処理システム(FineBallast(R) OZ)」が日本政府の適合証明書を2011年6月6日付で取得したことを発表した。
(参考:三井造船 「バラスト水事業グループ」の新設を発表-バラスト水管理条約の発効迫り、大量受注の受け入れ体制整備

三井造船Image from 三井造船

この適合証明は、IMO(国際海事機関)で採択された「船舶バラスト水及び沈殿物の制御及び管理のための国際条約」において定められたバラスト水管理システムの承認に関するガイドライン(G8)」に基づくものである。同社では証明書の取得に先立ち、商船三井運航のコンテナ船「MOL EXPRESS」で船上試験を実施、バラスト水排水基準を満たすことを確認した。

FineBallast(R) OZは、活性物質オゾンの化学的な殺滅処理力とバラスト水配管の途中に設置されたスペシャルパイプの物理的な殺滅処理力を複合化し、相乗効果による高い殺滅処理能力を持ったバラスト水処理システムとなっている。更に特長として「殺滅処理は、漲水時の1回」、「供給、貯蔵を必要とする薬剤を使用しない、オゾンは空気を原料に生成」、「オゾンによるプランクトンやバクテリアに対する高い接触効率を実現」、「有害物質を活性炭で除去し環境への影響がまったくない」がある。

同社では、同システムを小型船市場をターゲットとして、積極的な営業展開を行うとしている。


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