帝人 日本下水道事業団と共同で「多段型生物処理装置」の省エネ型下水処理技術の有用性を確認

[ 2011/07/29 ]


2011年7月28日、帝人株式会社日本下水道事業団と共同で「多段型生物処理装置」(MSABP)の省エネ型下水処理技術の有用性を確認したと発表した。この「多段型生物処理装置」とは、同社が開発した生物処理による排水処理装置である。生物反応層を多段に区切り、食物連鎖の場を各層に再現することで、省エネ低コストを実現している。尚、MSABPは、米国Aquarius Technologies Inc.社の登録商標である。
(参考:東京ビッグサイトにて「世界に誇る技術の祭典 下水道展’11東京」が開催-水ビジネスの海外展開を背景に国内外の下水道の最新技術が集う

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昨年1年間までに、帝人日本下水道事業団と共同で行った、実証実験により「多段型生物処理装置」は、従来の標準活性汚泥法に比較し、余剰汚泥発生量を87%、電力使用量を8%削減可能なことを確認した。その後、本年2月まで実施した実証実験においては、小規模下水処理場で使用されるOD法と比較し、余剰汚泥発生量を78%、電力使用量を12%削減可能なことを確認した。

水質に関しても、炭素系BODの値を1リットル当たり15㎎を安定して達成できることを確認した。また、汚泥中の窒素成分をガス化して処理できることが確認。これにより、赤潮、アオコの発生を抑制できることが可能となる。


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