長崎大と粕谷製網 リアルタイムで養殖いけす内を監視する装置を開発
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[ 2021/02/25 ]
[ 2011/08/08 ]
2011年8月5日、住友電気工業株式会社は、海水淡水化の前処理コストを大きく削減できるTT(TEP Trap)装置の開発を発表した。RO膜の透水性能を低下させる生体外分泌高分子粒子(TEP)を効率良く除去可能なTT膜と、TT膜が捕らえたTEPの洗浄機構を組み込んだ装置となっている。
(参考:住友商事株式会社 水ビジネスのグローバル展開へ インド最大手ブイエーテック・ワバッグと戦略的提携契約締結)
image from 住友電気工業
生体外分泌高分子粒子とは、多糖類から成るゼリー状物質であり、RO膜に詰まってその透水性能を低下させる。重量濃度は0.1ppmと微小なものであるが、海水中では膨張し、体積濃度は重量濃度の100倍以上となる。
海水淡水化技術に使用されるRO膜の前処理の段階で、微生物などの微粒子を除去する必要がある。この物質が海水に含まれたままRO膜による海水淡水化を行った場合、TEPによるRO膜の性能低下、細菌繁殖などの原因となる。
前処理段階のUF膜やMF膜を使用したろ過により、TEP除去は可能であるが、膜に付着するTEPのためその性能が大きく低下してしまう。そして、その性能低下を回避するためには大面積の膜が必要となり、結果として海水淡水化のコスト上昇を招くことになっていた。
今回、同社が開発したTT装置は、この問題を「TEP除去と高流量での処理を可能とする」、「海水淡水化の前処理に必要な膜面積を大幅に低減する」、「TEPを効率的に排出する洗浄機構を組み込む」という性能を実現することで解決した。その結果、従来のUF膜やMF膜を使用したろ過に比べ処理コストを半減させることに成功している。
今後同社は、TT装置の実証実験を推進し、2012年度の市場投入を目指すとしている。
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