経済産業省が「サウジアラビア王国との水分野における覚書の締結について」を発表-上下水分野に関する両国間の協力強化へ

[ 2011/09/21 ]


2011年9月18日、経済産業省は、「サウジアラビア王国との水分野における覚書の締結について」と題し日本とサウジアラビア上下水道に関する協力の推進に向け、覚書を締結することを発表した。
(参考:経済産業省「水ビジネス国際展開研究会報告書」として水ビジネスの国際展開に向けた課題と具体的方策について公表

経済産業省

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サウジアラビアでは国土のほとんどが砂漠地帯であり水不足の解消が大きな課題となっている。日本国政府は、同国と閣僚級の折衝を進め、上下水道の整備など水ビジネス分野において広範な協力体制を作ることに合意した。18日に現地を訪問中の経済産業省の松下副大臣がサウジアラビア電力・水資源省の次官の間で覚書に署名を行った。

今回の覚書の協力領域は、以下の通りである。

1)  水資源及び水の生産(海水淡水化を含む)
2)  配水、管網管理及び漏水の低減
3)  下水処理(汚水処理、下水システム、水の再利用及び汚泥の処理・再利用等)。なお、集中処理及び分散型処理を含む。
4)  設計、建設及び運営・管理
5)  顧客サービス(料金システム及びメータリングを含む)
6)  上下水技術に関連する設備及び機器
7)  双方によって決定する上下水分野におけるその他の協力領域

(引用:上下水管理における協力に関する日本国経済産業省及び日本国国土交通省とサウジアラビア王国水電力省との間の覚書

今回の覚書によって、横浜市と大手建設会社は実地調査を開始。今後の大規模な水道整備事業の受注を目指すことになる。中東諸国の有力国であるサウジアラビアとの関係は石油資源の確保を含め非常に重要なものである。今回の覚書の締結により両国間の関係をより強いものとし、中東諸国に対する水ビジネスに関しても新たな展開に進めるのではないかと期待されている。


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