福島市大波地区産の玄米から1キログラム当たり630ベクレルの放射性セシウム検出

[ 2011/11/18 ]


2011年11月16日、福島県は同県の公式サイトにて、福島市大波地区玄米が、国の基準値である1キログラム当たり500ベクレルを超える同630ベクレルを計測したこをと発表した。
(参考:千葉県柏市で高濃度放射能汚染発生-文部科学省は側溝の破損による雨水の浸透の可能性を指摘

福島県image from 福島県

現在のところ、この放射性セシウム汚染された玄米は出荷されておらず、JA福島の倉庫、農家の自宅倉庫などに保管されている。福島県では水田の汚染が低い場所での作付けを進めていにも関わらず、今回のような放射性セシウムの汚染が発生した原因については様々な見解が示されている。

今回、基準値を超えたのは「玄米」である。専門家によると白米への精米過程で60%の濃度低下がみられるということである。また、首都圏などでも特定の地域でホットスポットが発見されている。このホットスポット発生の原因の多くが雨水に含まれた放射性セシウムであった。

今回の件についても水田への、雨水の流れ込み方などによっては局所的に放射性物質の濃度が高くなったことも考えられるのではないだろうか。今回の福島第一原発事故によって放出された大量の放射性物質は、距離に比例して均等に分散しているわけではないことが既に文部科学省のモニタリング調査などによって判明している。

尚、福島県では今回の放射性セシウム汚染米の検出を受け、放射性物質が不検出の米のみを出荷するとしている。


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