阿武隈川からの放射性セシウム流出、1日当たり約525億ベクレル-京都大、筑波大、気象研究所が調査

[ 2011/12/01 ]


2011年11月24日、文部科学省からの委託を受けた、京都大筑波大気象研究所の調査の結果、福島県中央部を流れる阿武隈川から宮城県岩沼市の河口に向け、1日当たり約525億ベクレル放射性セシウムが流出していたことが判明した。
(参考:1キログラム当たり1000ベクレル以上の高濃度放射性物質を含む排水を東京湾へ放流-千葉県が業者の操業停止へ

阿武隈川

image from 国土交通省 東北地方整備局

京都大などでは、福島県内阿武隈川の支流など4地点の土砂の量を計測。土砂に含まれる放射性セシウムの量から流出した放射性セシウムの量を算出した。この計算によると、宮城県岩沼市の阿武隈川河口からは8月中に1日当たり約525億ベクレルの放射性セシウムが流出していたことが判明した。

専門家からは、流域生態系への影響を危惧する指摘もあり、今後も慎重な調査を求める声が上がっている。放射性セシウムはほとんどが水中の土砂に含まれており、一定量は流出することなくダム内に止まっているとしているとしている。


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