IHI、東芝、東京大学、三井物産戦略研究所が「海流発電システム」の開発に着手

[ 2011/12/06 ]


2011年11月28日、株式会社IHI、株式会社東芝、東京大学株式会社三井物産戦略研究所は、NEDOが公募した「風力等自然エネルギー技術研究開発/海洋エネルギー技術研究開発」に「次世代海洋エネルギー発電技術研究開発」が採択されたことを発表した。
(参考:東芝 水を原料に従来の約2倍となる効率で水素を製造する「グリーン水素」の基本素子を開発

水中浮体方式の海流発電システムimage from 東芝

次世代海洋エネルギー発電技術研究開発」は、日本近海を流れる潮の流れである黒潮を利用した「海流発電システム」の実用化を目指す研究事業である。自然のエネルギーを利用するクリーンで再生可能なエネルギーと言えるものである。同発電システムで得られるエネルギーにより、自国の自然から安定的にクリーンなエネルギーを得るシステム構築に向けた研究をすることが、同事業の目的となっている。

海流エネルギーを有効に利用するために、水中浮遊体方式の海流発電システムの技術要素の開発、その事業評価を行っていく。この研究をベースに将来は、海流発電の実用化を目指していくとしている。

この発電システムには以下のような特徴があるとしている。
1.潮流は昼夜、季節の変動が少なく安定していること。長期的、連続的に使用し年間を通じて大きな発電量が得られる
2.発電装置は一定の深さの海中に係留するので、船の航行を阻害しない。また簡便な係留方法をとれるのでコストでも優位である
3.反転式の2重タービンを使用することでトルクを打消し、海中での姿勢を安定できる
4.保守整備時にはタービンの向き、浮力を調節できるのでメンテナンスが楽である


関連する記事

アーカイブス

(株)ビッグカメラ 宅配水事業へ参入発表 2022年稼働を目指す

(株)ビッグカメラ 富士山地下水で宅配水事業へ参入発表 2022年稼働を目指す (参照:星野リゾート 「星のや 竹富島」・・・

記事全文

長野県 千曲川の治水対策として川幅拡張に着手 2027年度プロジェクト完成を目指す

長野県 千曲川緊急治水対策、川幅拡張に着手 2027年度プロジェクト完成を目指す (参照:ALSOK 相模川でドローンを・・・

記事全文

(株)らしゅえっと 高機能酸化水使用のマウスウォッシュを発売

(株)らしゅえっと 合成添加物不使用の高機能酸化水使用のマウスウォッシュを発売 (参照:アイリスオーヤマ(株) 飲料水事・・・

記事全文

理研 水表面における「フェノール」の光化学反応の直接観察に成功

理研 水表面における「フェノール」の光化学反応の直接観察に成功 5万倍の速さ (参照:株)日本トリム 電解水素水の飲用が・・・

記事全文

ALSOK 相模川でドローンを使った実証実験 AI判定や河川維持管理など

ALSOK 相模川でドローンを使った河川維持管理の実証実験 災害時の巡視や環境変化の解析など (参照:東京大学やNECネ・・・

記事全文

奈良文化財研究所 世界遺産「平城京跡」で大型の排水施設の出土を発表

奈良文化財研究所 世界遺産「平城京跡」東方官衙地区 大型の排水施設が出土 (参照:北海道大学 幻の魚「イトウ」の生息場所・・・

記事全文

アイリスオーヤマ 人気商品「リンサークリーナー」の新型を発売 水の連続噴射が可能に

アイリスオーヤマ(株) 新型リンサークリーナー発売 水の連続噴射が可能に (参照:株式会社Gloture スマホで管理で・・・

記事全文

WOTA(株) 環境省創設「環境スタートアップ事業構想賞」受賞

WOTA(株) 第1回環境スタートアップ大賞「環境スタートアップ事業構想賞」受賞 (参照:WOTA 自律分散型の水循環型・・・

記事全文

秋田県 水の効率化を図った発電 水力発電用新型水車の実証実験をスタート

秋田県 水力発電用新型水車の実証実験をスタート 水量効率化のため (参照:新潟県長岡市 消雪パイプの効率的散水の実証実験・・・

記事全文

星野リゾート 「星のや 竹富島」で飲料水の自給をスタート

星野リゾート 「星のや 竹富島」で海水淡水化装置を利用した飲料水自給をスタート (参照:(株)星野リゾート 「星のや」ブ・・・

記事全文

ニュース一覧を見る


    PR