水ソリューション関連市場に関する調査報告

[ 2012/02/23 ]


総合マーケティングの株式会社総合プランニングが「2012水ソリューション関連市場の現状と将来性」と題する報告書を発表した。同報告書では水ソリューションを「水処理関連装置」・「機能水生成装置」・「水関連サービス」・「機能性膜」の4分野として、それぞれの市場調査を行ったものである。
(参考:矢野経済研究所 「2011年版 水リサイクルシステム市場の現状と将来展望」を発刊

総合プランニング
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経済新興国を中心とした工業化の進展、生活水準の向上は世界における水需要の増加を意味している。一方、環境破壊による水質汚濁、気象変動による干ばつ、洪水などの問題も抱えている状況である。このような中、水の需要は急激な増加が見込まれ、これからは世界における「水ビジネス」市場が大きく拡大すると予測されている。同調査では、前述の4分野について2011年の市場規模と2016年の推定市場規模を試算するとともに、その課題と将来の方向性について言及したものとなっている。

水処理関連装置」の市場規模は2011年の4,830億円から2016年には1兆4,827億円になると推測されている。伸長率では307%になる。現在の市場の中心である「海水淡水化装置」にプラスして、「バラスト水管理条約」が発効によるバラスト水浄化システムの市場が大きく拡大する可能性が高いとしている。今後はこの2つの分野で「水処理関連装置」市場が牽引される可能性が高い。

機能水生成装置」の市場規模は2011年の1,256億円から2016年には1,525億円になると推測されている。伸長率では121%になる。浄水器、アルカリイオン水発生機などこの分野の品目は15となる。しかし、100億を超える市場を持つのは浄水器、超純水製造装置、アルカリイオン整水器、純水製造装置のみであり、個々の市場規模は小さい。元々も市場規模が小さいため潜在的な成長性はあるものの、2016年の時点ではまだ大きな成長を迎えるに至っていないとみている。

水関連サービス」の市場規模は2011年の1,425億円から2016年には2,485円になると推測されている。伸長率では174%になる。同市場では宅配水が市場を牽引しており、今後も同分野が市場を牽引していくとみられている。

機能性膜」の市場規模は2011年の1,197億円から2016年には2,040億円になると推測されている。伸長率では170%になる。同市場では逆浸透膜(NF膜/RO膜)が市場牽引している。今後の淡水需要の増加に伴い、廃水リサイクルなどの分野での需要も大きくなることが期待できる。水質保全など環境面などでも需要は伸びる可能性があるとしている。


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