カネカ  除染作業、環境に優しい洗剤「カネカ天然界面活性剤」を開発 除染現場に本格供給開始

[ 2012/11/22 ]


2012年11月20日、株式会社カネカは、福島第一原発事故による放射性物質汚染地域の除染作業に対し、環境に優しい洗剤「カネカ天然界面活性剤」を開発し、除染現場への供給を開始したことを発表した。
(参考:JNC、焼却灰洗浄汚染水からの放射性セシウム除去・回収法を開発

カネカ
image from カネカ

カネカ天然界面活性剤」は、同社の蓄積した発酵技術・精製技術によって開発された洗剤である。道路、建物などの放射性物質の汚染に対し、低濃度希釈水溶液として使用する。同洗剤は、汚染物質を飛散・拡散させることなく回収することに有効性を発揮するものである。

同製品の除染効果については既に除染区域各地で実証実験として検証が行われており、その効果は確認済である。今回は、その本格採用が決定したことになる。同製品の最大の特徴は天然成分由来の成分であり環境負荷が少ないことである。界面活性剤が、化学合成ではなく微生物による発酵で作られている。

また、低濃度で十分な除染効果を発揮し、使用後に回収した洗浄液から洗浄成分を沈殿・除去することが可能となっている。このため、排水への洗浄成分混入を防止することが出来る。除染作業に非常に有効な洗剤であるといえるだろう。


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