富士通と富士通研究所、PCなどのプラスチック筐体に使える水性塗料を開発

[ 2013/03/28 ]


富士通株式会社株式会社富士通研究所は共同で、サーバやパソコンなどのICT機器のプラスチック筐体に適用可能な業界初となる水性塗料を開発したと、2013年3月4日に発表した。
(参照:富士通、衛星画像などから”水田区画図を作る技術”実用に向けた実証実験を開始

Image from 株式会社富士通研究所

今回開発した水性塗料は、2種類の樹脂からなるコアシェル構造を採用。揮発状態の調整により、樹脂粒子間の融着低温乾燥での塗装を実現した。従来の溶剤系塗料と比べて、新たに使用する石油の使用量を54%削減、また揮発性有機化合物も80%削減できているところに大きな特長がある。

揮発性有機化合物は大気中の光化学反応により、光化学スモッグを引き起こす原因物質の1つとされている。その排出量のおよそ40%は塗料が占めているため、地球環境保全において、大きな課題となっていた。

今回樹脂粒子間の融着や低温乾燥の実現により、溶剤系塗料から水性塗料へと切り替えが可能となったことから、省資源化環境負荷の低減も可能となった。

また、同社は本年発売のUNIXサーバ「SPARC M10(スパーク エムテン)」の「SPARC M10-4」と「SPARC M10-4S」の2モデルの本体フロントパネルにこの水性塗料を使用し販売する。


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