それで大丈夫?福島第一原発、汚染水処理当初の目標を下回る装置で本格稼働へ

[ 2013/05/27 ]


5月17日に開催された原子力規制委員会の検討会で報告された内容によると、東京電力福島第一原発の汚染水処理のために新しく導入された除染装置が、期待を大幅に下回る性能であることが明らかとなった。
(参照:地下貯水槽から地中に漏れているのは、水素爆弾の材料?!

Image from KAWAMOTO TAKUO

導入前は、ほぼすべての放射性物質を除去できるとうたわれ、具体的には62種類(トリチウムは除く)の放射性物質が検出されないくらいまで徹底的に取り除かれるはずだった。しかし、結果として4種類が検出され、とくに甲状腺ガンをひきおこすとされるヨウ素は、濃度が放出を許されるギリギリの濃度までしか除去できていない。

最大の問題とされた、一度体の中に入ると一生骨の中で放射線を出し続けるストロンチウムに関しては目標をクリアしているものの、このまま本格稼働を始めてもいいものか危ぶまれている。しかし、毎日約400トンものペースで増えている汚染水は待ったなしで増え続けている。

現在の装置の性能を強化し、早急に他の放射性物質を除去できる方法を見つけ出すことができなければ、後々大変な危険に直面することになるだろう。


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