JR東海、南海トラフ巨大地震の津波避難対策で津波危険予想地域の見直し発表

[ 2013/06/17 ]


東海旅客鉄道株式会社(JR東海)は、2013年5月30日に公表された南海トラフ巨大地震に伴う津波浸水想定域図(愛知県内)を踏まえ、同社の津波避難対策における「津波危険予想地域」について、見直しを7月末ごろに実施すると6月12日に発表した。 (参照:JR西日本 「南海トラフ巨大地震」対策として58駅に飲料水などの備蓄を実施

JR東海、南海トラフ巨大地震の津波避難対策で津波危険予想地域の見直し発表 Image from JR東海

これまでの津波避難対策は、自治体によるハザードマップをもとに津波到達が予想される地域を津波危険予想地域に指定し、津波警報発令時には、上記地域内に新たに列車を進入させないと定めていた。また、指令による指示、もしくは無線が不通になった場合など、特定の条件において、乗務員の自主判断によって乗客を誘導する。

非難ルートは、「避難場所案内図」を津波危険予想地域内の全駅に掲出し、地域内の線路脇約100mおきに避難場所までの方向を示した「津波警標」を設置し誘導できるようにしていた。乗務員は避難場所やルートを示した「津波避難地図」を常時携帯している。このほか、停電時の運転士による安全確認の明瞭化や、全編成に「発電機能付き携帯ラジオ」と「避難梯子」を搭載するなど、備えを充実させてきた。

今回の見直しではさらに、愛知県内の東海道線および武豊線の約5km(4区間)を、新たに津波危険予想地域に追加指定するとともに、新たに「津波警標」を追加設置し、「津波避難地図」を作成する。


関連する記事

アーカイブス

株式会社日立製作所が2018年10月よりIoTを活用した上下水道事業のクラウドサービスを提供開始

株式会社日立製作所は、IoTを活用した上下水道事業を支援するクラウドサービス「O&M支援デジタルソリ [&he・・・

記事全文

IWA世界会議が東京で開催される。

国際水協会(IWA:International Water Association)東京世界会議が9月16日か [&he・・・

記事全文

アメリカ中西部穀倉地帯におけるの水源の危機

アメリカでは1970年代から中西部穀倉地帯と呼ばれている地域におけるオガララ帯水層の水位低下が指摘されている。 [&he・・・

記事全文

バーチャルウォーターを考える

今日食べた食物を作るためにどれくらいの水が使われているか考えたことはあるだろうか (参照:プラスチックごみもC [&he・・・

記事全文

日本の名水百選

日本各地にある平成の名水選を紹介する。 (参照:静岡・三島の源兵衛川が世界水遺産に登録。)[ 2018/09/10 ]

記事全文

日本水フォーラムがはじめた水検定

水に関して知識に自信のある方受けてみませんか? (参照:東京都水道局、「東京水」のデザインをリニューアル)

記事全文

水道の検診にもスマートメーター

水道スマートメーターの活用に向けて開発・研究が動き始めている。 (参照:株式会社クボタ、次世代の水道管を開発)

記事全文

荒瀬ダム国内初のダム撤去

国内初の本格的なダムの撤去となった熊本県八代市坂本町の県営荒瀬ダムの工事が終わった。 (参照:八ッ場ダム 費用 [&he・・・

記事全文

株式会社クボタ、次世代の水道管を開発

パイプメーカーの株式会社クボタが新耐震管のGENEX管を開発した。 (参照:和歌山市、水道水の濁りで3万5千世 [&he・・・

記事全文

自然環境を破壊しない水力発電、「Cappa」

茨城製作所が開発した新しい水力発電「Cappa」 (参照:ライオン、排水リサイクルシステムを開発、自社の千葉工 [&he・・・

記事全文

ニュース一覧を見る


    PR