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2013年7月20日から8月18日の間、アートをさまざまな分野とつなげるイベント「堂島リバービエンナーレ」が大阪府大阪市福島の堂島リバーフォーラムで開催される。同イベントは2009年から始まったもので、3回目となる今年は水都大阪のシンボルのひとつ堂島川をイメージし、「Little Water」をテーマにしている。
（参照：名古屋海洋博物館で第29回「ボトルシップの作り方入門教室」開催）

Image from 「堂島リバービエンナーレ2013」公式サイト

今年はイギリス国立美術館を運営するテート・ギャラリーのアジア購入委員会の委員を務める台湾出身のアーティスト、ルディ・ツェン氏がアーティスティック・ディレクターとなり、アートとさまざまな分野とつなげることであらたなアートの地平を浮かび上がらせていく。

会場には杉本博司や八木良太、台湾のリー・ミンウェイらアジア出身者を中心に28組のアーティストの作品が並ぶ予定だ。中でも注目を集めているのが、東京を拠点とするチームラボの新作デジタルアート作品『憑依する滝 / Universe of Water Particles』である。高さ10m、解像度はフルハイビジョンの5倍となる5Kである。

仮想空間に岩石の空間を作り、そこに水を流し込んだ映像作品で、水を粒子を連続体として表し、粒子の相互作用も計算した上で運動シミュレーションを正確に構築した。水の粒子は0.1%の割合でランダムに選ばれ、その挙動によって線を描き表す。