不安の声高まるも、いわき市漁協の試験操業は続行の構え

[ 2013/07/29 ]


7月26日、福島市内にて県漁業協同組合連合会の組合長会が行なわれた。主な議題は東京電力福島第一原発による海への汚染水流出問題についての対策。(参照:地下貯水槽から地中に漏れているのは、水素爆弾の材料?!

Photo by jetalone

会合では東電の新妻常正常務が高濃度汚染水の流出について、確認が遅れたことへの謝罪と今後の計画と対策を説明した。県内の6つの漁協の組合長ら約70名の出席者らは憤りを隠せず、対策や今後実施を目指す9月のいわき市漁協の試験操業についても不安の声があがった。

東電側では薬剤注入により汚染のダメージを和らげたり、護岸の地盤改良工事を急ぐ計画、また今後このようなことがないよう監視を強化するなどの対策を説明した。しかし、それらの計画が予想通りにいかなかった場合はどうするか、風評被害を恐れる声が多く意見の集約は困難を極めている。

現在、9月のいわき市漁協の試験作業の開始には慎重ながらも準備を進めることと、相馬双葉漁協が実施している試験作業は継続する方針が出ている。これは、環境への影響が現時点ではまだ大きく人がっていないことと、風評被害対策が進んでいることが理由である。漁協側はすでに動き出してしまっている試験操業に後へは引けない苦しい状況だ。


関連する記事

アーカイブス

株式会社日立製作所が2018年10月よりIoTを活用した上下水道事業のクラウドサービスを提供開始

株式会社日立製作所は、IoTを活用した上下水道事業を支援するクラウドサービス「O&M支援デジタルソリ [&he・・・

記事全文

IWA世界会議が東京で開催される。

国際水協会(IWA:International Water Association)東京世界会議が9月16日か [&he・・・

記事全文

アメリカ中西部穀倉地帯におけるの水源の危機

アメリカでは1970年代から中西部穀倉地帯と呼ばれている地域におけるオガララ帯水層の水位低下が指摘されている。 [&he・・・

記事全文

バーチャルウォーターを考える

今日食べた食物を作るためにどれくらいの水が使われているか考えたことはあるだろうか (参照:プラスチックごみもC [&he・・・

記事全文

日本の名水百選

日本各地にある平成の名水選を紹介する。 (参照:静岡・三島の源兵衛川が世界水遺産に登録。)[ 2018/09/10 ]

記事全文

日本水フォーラムがはじめた水検定

水に関して知識に自信のある方受けてみませんか? (参照:東京都水道局、「東京水」のデザインをリニューアル)

記事全文

水道の検診にもスマートメーター

水道スマートメーターの活用に向けて開発・研究が動き始めている。 (参照:株式会社クボタ、次世代の水道管を開発)

記事全文

荒瀬ダム国内初のダム撤去

国内初の本格的なダムの撤去となった熊本県八代市坂本町の県営荒瀬ダムの工事が終わった。 (参照:八ッ場ダム 費用 [&he・・・

記事全文

株式会社クボタ、次世代の水道管を開発

パイプメーカーの株式会社クボタが新耐震管のGENEX管を開発した。 (参照:和歌山市、水道水の濁りで3万5千世 [&he・・・

記事全文

自然環境を破壊しない水力発電、「Cappa」

茨城製作所が開発した新しい水力発電「Cappa」 (参照:ライオン、排水リサイクルシステムを開発、自社の千葉工 [&he・・・

記事全文

ニュース一覧を見る


    PR