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7月28日の夜、京都鴨川にある四条大橋にて「神輿洗（みこしあらい）」の神事が営まれた。
（参照：「水の祭典久留米まつり」8月3日から3日間開催）

Photo by kubotake

祇園祭は京都の夏の風物詩として、7月1日から1ヵ月間にわたって続く特徴的な祭りである。中心的なものは、素戔嗚尊(すさのおのみこと)をまつる「中御座(なかござ)」の神輿をはじめとした神輿3基に召した神々が各氏子町を通って回る17日の神幸（しんこう）祭。それと、神輿3基に召した神々が各氏子町と祇園祭発祥の地である御供社に立ち寄ってから八坂神社へと還っていく24日の還幸（かんこう）祭。そして、それらを最後に洗い清めるのがこの「神輿洗」である。

たいまつや提灯に照らされ導かれる中、神輿を担いだ氏子ら約150人が四条大橋まで向かうと、神職があらかじめ「神用水(しんようすい)清祓(きよはらい)式」で清められた鴨川の水を神事で使われるサカキの枝につけ、神輿に振りかけた。なお、7月31日の疫神社夏越祭（えきじんじゃなごしまつり）にて一連の祭りが終わる。