ベトナムで水道施設を運営へ。東洋エンジニアリングと大阪市が連携

[ 2010/07/28 ]


東洋エンジニアリングなどは大阪市と組み、ベトナムで水道施設を運営する。三菱商事東京都と組んで、豪州の水道事業を展開する。新興国では水道インフラの需要が急増している。日本は、水道技術では世界でもトップクラスである。

しかし、運営ノウハウは企業ではなく自治体側がもつという事情があるため、企業の海外進出では出遅れている。この点では、欧州の水事業大手などがトータル的なシステムを持ち、新興国に対する受注で先行している。その現状に対し、巻き返しを図るため、企業と自治体の連携により、海外での水道ビジネスの展開が本格化しつつある。

ベトナムの水道施設の運営に関しては、石油精製・石油化学プラントに付随する水処理施設を多数提供してきたノウハウを持つ東洋エンジニアリング。水の再利用技術にノウハウを持つパナソニック環境エンジニアリング。この2社と大阪市が組むことになる。

まずは、ベトナム・ホーチミン市で2011年度にも小規模水道施設の建設・運営に進出する予定だ。更に、将来的にはコンソーシアム(企業連携)を大阪市主導で実現し、70億~80億円規模の大型水道施設を建設する計画である。尚、ベトナムに対しては、一定期間の運営で収益を確保し相手国側に施設を譲渡する「BOT(建設・運営・譲渡)」方式を採用する予定だ。


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