水をきれいに保つイオン交換樹脂、三菱化学が新しい生産拠点を韓国へ

[ 2013/08/06 ]


7月24日、三菱化学は水処理に使われるイオン交換樹脂という物質を生産するための拠点を新しく韓国に新設する。(参照:三菱レイヨン、中国に排水処理技術の研究開発拠点を設立

イオン交換樹脂は、液体中の不純物を吸い取る性質を持った特殊な物質。直径200~1200マイクロメートルの極めて小さい粒子であり、1マイクロは0.001ミリメートル。これまで化学工場の水処理や食品・医療品の精製などに使用されてきた。これから設立される新拠点では、より粒子の形がそろっており、付加価値の高い樹脂を生産する構え。

同社は三菱ケミカルホールディングス傘下であり、既に北九州市にある黒崎事業所をはじめ、イタリアや台湾においても同様のイオン交換樹脂を生産している。今回韓国で新しく建設される生産拠点が稼働すると、全体の生産能力がさらにアップし現在の2.2倍の数字が見込めると言われている。

三菱化学と韓国の化学メーカーとして知られる三養社は12月に韓国・群山市で合弁会社を設立。資本金は約27億円で、両社が折半出資する。今後、新工場はこの合弁会社が運営を取り行う予定。資本金は約27億円で、2014年1月に着工し2015年5月の稼働を目指しているのとこと。


関連する記事

アーカイブス

株式会社日立製作所が2018年10月よりIoTを活用した上下水道事業のクラウドサービスを提供開始

株式会社日立製作所は、IoTを活用した上下水道事業を支援するクラウドサービス「O&M支援デジタルソリ [&he・・・

記事全文

IWA世界会議が東京で開催される。

国際水協会(IWA:International Water Association)東京世界会議が9月16日か [&he・・・

記事全文

アメリカ中西部穀倉地帯におけるの水源の危機

アメリカでは1970年代から中西部穀倉地帯と呼ばれている地域におけるオガララ帯水層の水位低下が指摘されている。 [&he・・・

記事全文

バーチャルウォーターを考える

今日食べた食物を作るためにどれくらいの水が使われているか考えたことはあるだろうか (参照:プラスチックごみもC [&he・・・

記事全文

日本の名水百選

日本各地にある平成の名水選を紹介する。 (参照:静岡・三島の源兵衛川が世界水遺産に登録。)[ 2018/09/10 ]

記事全文

日本水フォーラムがはじめた水検定

水に関して知識に自信のある方受けてみませんか? (参照:東京都水道局、「東京水」のデザインをリニューアル)

記事全文

水道の検診にもスマートメーター

水道スマートメーターの活用に向けて開発・研究が動き始めている。 (参照:株式会社クボタ、次世代の水道管を開発)

記事全文

荒瀬ダム国内初のダム撤去

国内初の本格的なダムの撤去となった熊本県八代市坂本町の県営荒瀬ダムの工事が終わった。 (参照:八ッ場ダム 費用 [&he・・・

記事全文

株式会社クボタ、次世代の水道管を開発

パイプメーカーの株式会社クボタが新耐震管のGENEX管を開発した。 (参照:和歌山市、水道水の濁りで3万5千世 [&he・・・

記事全文

自然環境を破壊しない水力発電、「Cappa」

茨城製作所が開発した新しい水力発電「Cappa」 (参照:ライオン、排水リサイクルシステムを開発、自社の千葉工 [&he・・・

記事全文

ニュース一覧を見る


    PR