兼六園の霞ヶ池から水が引かれる

[ 2013/08/26 ]


日本三名園」のひとつである石川県金沢市の「兼六園」で、2013年7月22日から霞ヶ池の浚渫作業が始まった。作業を知らずに訪れた観光客もおり、珍しそうに写真を撮る姿が度々見られた。
(参照:石川県で農業用水を活用した小水力発電の導入に関する説明会開催

兼六園

Image from 兼六園

浚渫作業は12~13年に1度、池の底に堆積した土砂を取り除くため行われる。園内の池を満たしているのは犀川上流から取り込んだ水だが、土砂が堆積すると、雨などで水がかき乱された際に濁って景観が損なわれてしまう。

霞ヶ池は園内最大の池で、随一の記念撮影スポットとなっている。広さは約5,800平方メートル。周辺には13代加賀藩主の前田斉泰が造らせた蓬莱島ことじ灯籠虹橋唐崎松内橋亭栄螺山などがあり、景観から四季を感じながら散策できる。

浚渫作業では生息するコイやフナ、オイカワ、ウグイなど、約320尾の魚も一時的に引っ越しさせられる。その後、水が抜かれ、汗を滴らせながら作業者がバキュームカーで底に溜まった土砂を運び出した。

作業は30日まで続き、8月上旬には再び水が張られ、魚たちも池に戻って来ている。


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