横浜市、消火栓で飲料水確保へ

[ 2013/08/26 ]


神奈川県横浜市が、災害時に消火栓から飲料水を確保できるか、活用に向けて検討を始めたことが2013年8月5日にわかった。同様の取り組みは、東京都も今年から着手している。
(参照:東京都水道局が消火栓等を活用した応急給水デモ訓練実施

消火栓マンホール

Image from びすこってぃ

横浜市水道局の翠川和幸保全課長によると、2014年度以降で本格的な実施を見据えているという。

現在市内には配水池23カ所災害用地下給水タンク134カ所緊急給水栓358カ所があり、半径500メートルに1カ所という基準はクリアしているが、地形は考慮されておらず、山や川を越えなければいけない場所もある。高齢者や身体が不自由な人にとっては、十分とは言えない

一方、市内の約53,000カ所には消火栓が配置されている。消火栓が水源から水を引く配水管は市が耐震工事を進めており、断水時にも強いとみられている。消火栓を使用するにはマンホールを専用の器具で開けて開栓する。

これから位置や地形などをふまえ、非常時に使用できるようにするマンホールの選定を行う。また、消火栓に接続する蛇口の管理方法や市民による訓練など、実用化に向けて解決策を探っていくという。


関連する記事

アーカイブス

株式会社日立製作所が2018年10月よりIoTを活用した上下水道事業のクラウドサービスを提供開始

株式会社日立製作所は、IoTを活用した上下水道事業を支援するクラウドサービス「O&M支援デジタルソリ [&he・・・

記事全文

IWA世界会議が東京で開催される。

国際水協会(IWA:International Water Association)東京世界会議が9月16日か [&he・・・

記事全文

アメリカ中西部穀倉地帯におけるの水源の危機

アメリカでは1970年代から中西部穀倉地帯と呼ばれている地域におけるオガララ帯水層の水位低下が指摘されている。 [&he・・・

記事全文

バーチャルウォーターを考える

今日食べた食物を作るためにどれくらいの水が使われているか考えたことはあるだろうか (参照:プラスチックごみもC [&he・・・

記事全文

日本の名水百選

日本各地にある平成の名水選を紹介する。 (参照:静岡・三島の源兵衛川が世界水遺産に登録。)[ 2018/09/10 ]

記事全文

日本水フォーラムがはじめた水検定

水に関して知識に自信のある方受けてみませんか? (参照:東京都水道局、「東京水」のデザインをリニューアル)

記事全文

水道の検診にもスマートメーター

水道スマートメーターの活用に向けて開発・研究が動き始めている。 (参照:株式会社クボタ、次世代の水道管を開発)

記事全文

荒瀬ダム国内初のダム撤去

国内初の本格的なダムの撤去となった熊本県八代市坂本町の県営荒瀬ダムの工事が終わった。 (参照:八ッ場ダム 費用 [&he・・・

記事全文

株式会社クボタ、次世代の水道管を開発

パイプメーカーの株式会社クボタが新耐震管のGENEX管を開発した。 (参照:和歌山市、水道水の濁りで3万5千世 [&he・・・

記事全文

自然環境を破壊しない水力発電、「Cappa」

茨城製作所が開発した新しい水力発電「Cappa」 (参照:ライオン、排水リサイクルシステムを開発、自社の千葉工 [&he・・・

記事全文

ニュース一覧を見る


    PR