鹿児島水稲に害虫…「トビイロウンカ」注意報発令される

[ 2013/09/09 ]


8月31日、鹿児島県で、水田の一部分を局所的に枯れさせる害虫「トビイロウンカ」の発生が予想されるとして注意報が発令された。(参照:水耕栽培のレンタル農園「みえーるエコ畑」をNTT西日本などが開園

Image from 協友アグリ株式会社(農薬メーカー)

トビイロウンカとは、体長4~5ミリの褐色の小さな虫。梅雨の時期にジェット気流にのって中国地方から飛来してくるとされているが、飛来したてのトビイロウンカや第一世代では被害が目立たないという特徴を持つ。田に被害を及ぼすのは主に第二世代からとされている。

この昆虫は8月下旬から10月に大量発生することがあり、稲に寄生し茎から水分や養分を吸い取って生きる。まとまって生活するために大量に発生すればそれだけ急激に稲の養分と水分が失われ、遠目で見ると田んぼの一部の稲がぽっかりまとまって枯れている。この現象を「坪枯れ」と呼ぶ。なかには農薬が効きにくいものもあり、注意が必要だ。

鹿児島県の病害虫防除所は8月16日~23日までに巡回調査した結果、今年はトビイロウンカが平年よりも極めて高いとされた。平年は田畑全体の36パーセントほどだったが、今回は87パーセントもトビイロウンカが発生している。また、そのなかでも57パーセントの確率でメスが見られ、九州南部の今後1
か月の気温が高めなこともありかなりの増殖が予測されている。


関連する記事

アーカイブス

農研機構 農業用水路の流水熱をヒートポンプの熱源として活用可能に

農研機構 農業用水路に高い熱利用が期待できることを発表 ヒートポンプの熱源に (参照:山形・福島・新潟 水田で [&he・・・

記事全文

(株) P.G.C.D. ジャパン 「水」画像または動画の投稿で浄水剤を寄付

(株) P.G.C.D. ジャパン 3月22日『世界水の日』にちなみ水画像の投稿で浄水剤の寄付 (参照:ナイキ [&he・・・

記事全文

大成建設 複数の汚染物質を同時に分解する分解菌「N23株」を開発 世界初

大成建設 地下水の複数の汚染物質を同時に分解する「N23株」を開発  (参照:名古屋大学、九州大学 1滴の水滴 [&he・・・

記事全文

鳥羽水族館 ジュゴンの生息を水中DNA「PCRプライマーセット」で調査

鳥羽水族館 水中のDNAからジュゴンの生息を確認できる調査法を開発 (参照:河川環境楽園オアシスパーク 水中探 [&he・・・

記事全文

中国 メコン川流域淡水魚水族館「メコン川水底世界」オープン 

中国 中国国内初メコン川流域の淡水魚水族館「メコン川水底世界」オープン  (参照:河川環境楽園オアシスパーク  [&he・・・

記事全文

大阪市大正区 川と一体化した複合商業施設「タグボート大正」オープン

大阪市大正区 河川敷に川と一体化した複合商業施設「タグボート大正」をオープン (参照:大阪水上バス アクアライ [&he・・・

記事全文

ヤンマー(株) 新しいマリンアクティビティ「Wheeebo(ウィーボ)」のサービスを開始

ヤンマー(株) マリンアクティビティ「Wheeebo(ウィーボ)」ハワイでサービス開始 (参照:河川環境楽園オ [&he・・・

記事全文

国土交通省 ダムの新たな洪水対策及び 発電容量の付け替え制度作りへ着手

国土交通省 洪水対策のダム容量減量時に発電容量の付け替えができる仕組み作りへ (参照: 国土交通省 内水氾濫の [&he・・・

記事全文

名古屋大学、九州大学 1滴の水滴で5ボルト以上の電気を生む素子開発

名古屋大学と九州大学の教授グループ 1滴の水滴で5ボルト以上発電する素子開発 (参照:神戸学院大学とブルボン  [&he・・・

記事全文

山形県南陽市 ふるさと納税で消滅危機の「白竜湖」復活を目指す

山形県南陽市 消滅危機の「白竜湖」復活の資金をふるさと納税で募集 (参照:長野県 諏訪湖の水質調査にIoTを活 [&he・・・

記事全文

ニュース一覧を見る


    PR