熊本県、お茶の消費量増加見込んで「ギャバロン紅茶」の生産に意気込み

[ 2013/09/12 ]


9月9日、熊本県山鹿市鹿北町で新たに開発された「ギャバロン紅茶」の生産量を増やす試みを明らかにした。これは高血圧や動脈硬化などに効果があるとされる「ガンマアミノ酪酸(ギャバ)」が豊富に含まれている。
(参照:栃木県の地域おこしに和紅茶 山椒フレーバーも登場か

Photo by yto

ギャバロン茶はもともと約30年前に静岡県の独立行政法人・農研機構野菜茶業研究所で開発されたもの。ギャバロンの「ロン」はウーロン茶の「ロン」である。熊本県ではこの開発技法をもとに、ギャバロン茶をさらに加工して「ギャバロン紅茶」をつくった。お茶の葉は地元の「岳間茶」や「鹿北茶」を用いている。

見た目は普通の紅茶と同じで柔らかな口当たりと、少しフルーティな酸味が感じられるのが特徴。6月に開発を開始し、8月には地元の百貨店で販売を始めた。緑茶を作る工程に真空処理を加え、さらに酸化発酵させるという技法で近年減少傾向にあるお茶の生産を活気づけるのが目的だ。

熊本県農産課によれば、年間のお茶の生産量は1983年の約2650トンをピークに減少傾向にあるという。生産そのものが他の農産物に比べて剪定などに手がかかることと、生産者の高齢化などによる後継者不足が原因とされている。また、ペットボトル飲料の普及もそれに合わせて大打撃を与えているとか。


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