インドで国内最大の海水淡水化プラントの商業運転開始、スペイン企業ベフェーサ

[ 2010/08/16 ]


インドで国内最大の海水淡水化プラントの商業運転が開始された。スペインの環境エネルギー技術企業アベンゴア(Abengoa)の子会社で海水淡水化プラント企業のベフェーサ(Befesa)は8月11日、インド南部チェンナイ(Chennai)でインド最大の海水淡水化プラントが商業運転を開始したことを発表した。

今回、商業運用を開始した海水淡水化プラントは、1日に1億リットルの海水を淡水化し、供給することが可能なインド最大のプラントだ。インド初のDBOOT方式(Design, Build, Own, Operate and Transfer:設計、建設、所有、運用、契約終了時に公共に所有権を移転する方式)を採用した施設でもある。

チュンナイインドで4番目に大きい都市で、人口約600万人強。「南インドの玄関口」、「南アジアのデトロイト」、「インドの健康首都」、「インド銀行業の首都」の異名を持つ。世界で8番目に人口密度の高い都市でもある(2010年1月14日、米誌フォーブスより)。不安定な雨季降水量水資源の枯渇、高度経済 成長に伴う水需要の上昇などにより、インドは深刻な水危機に直面している。今回の海水淡水化プラントの商業運用によって、70万人以上の飲料水需要をまかなうことが期待されている。

スペイン海水淡水化の技術開発は、約40年前に政府と企業の努力によって開始。スペインの南部は長年、干ばつで悩まされていた。それが海水淡水化の技術開発に熱心になった理由だ。今日スペイン国内にあるプラントが毎日作り出す水は、約800万人の需要を満たすことができ る量。国外では、プリデサイニマベフェーサなど、スペインの海水淡水化プラント企業は、インド、中東、北米の国々で活躍している。


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