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2010年9月18日からから始動する、釧路ウォーターアートプロジェクト。スローガンは、「21世紀は水の世紀、水資源の豊富な釧路は未来への水先案内人になるだろう」だ。市民参加型の3年計画（2010年～2012年）のプロジェクトだ。本プロジェクトは、水資源などの環境問題をアートというフィルターを通し、釧路市の環境、景観美化への意識を高めることを目的としている。

開始1年目となる2010年は、9月18日に世界的に活躍する環境アーティストで釧路ウオーターアートプロジェクトのプロデューサーの池田一（いち）氏を招き、参加者と対話集会を開催する。釧路ウォーターアートプロジェクト実行委員会では「3年間で釧路に水を大切にする意識を根付かせたい」と話している。

釧路市といえば真っ先に思い浮かぶのが「釧路湿原」だ。釧路湿原は後背地に広大な農業・農村地域を抱える日本最大の湿原だ。湿原内には多くの河床・河畔湧水が分布し、豊かな生態系が形成されているという。

今回、海、川、湿原などの豊富な水資源を持つ釧路市からアートを通じ、水資源や環境問題について考えていく。また、同実行委員会では、2010年～2012年の3年間、継続して応援をしてくれるサポーターを募集中だという。