9年ぶりに天然記念物の稚魚を確認。淀川に絶滅危惧種に指定されている日本の固有種、イタセンパラが戻ってきた!

[ 2014/05/22 ]


淀川に天然記念物であり絶滅危惧種に指定されている日本の固有種の「イタセンパラ」が、9年ぶりに戻ってきたことが確認された。(参照:アクア・ソーシャル・フェス(大阪)―「淀川干潟ウォッチング」が開催(9月7日)

0522大阪イタセンパラと城北ワンド

image from 大阪府立環境農林水産総合研究所

今年の春、絶滅危惧種である国の天然記念物の「イタセンパラ」の稚魚が、9年ぶりに最大の生息地として知られていた淀川の城北ワンド群で確認された。

「イタセンパラ」は、コイ科タナゴ亜科に属する淡水魚で、琵琶湖淀川水系、濃尾平野、富山平野にのみ生息している日本の固有種。通常は、河川のワンドや河跡湖、ため池など、水流が穏やかでヨシやガマなどが繁茂する浅瀬などに生息している。しかし、生息地の環境悪化により個体数が激減。平成7年、国内希少野生動植物に指定された。

かつて大阪市旭区の城北ワンドには、「イタセンパラ」が数多く生息していた。しかし、外来種のブラックバスなどの繁殖により生息地を追われ、個体数が減少していた。そのことを危惧した市民団体が、外来種の駆除や河川の清掃などを実施。昨年10月に「イタセンパラ」の放流を試みていた。

今回、確認された稚魚は、昨年放流された「イタセンパラ」の二世だということが確認されており、野生での確認は、平成17年以来9年ぶりになる。今後、戻ってきた「イタセンパラ」をいかに定着させるか。期待が高まっている。


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