長良川のアユ漁、世界農業遺産の認定を申請!

[ 2014/08/30 ]


岐阜県と長良川の流域自治体は、FAO、国連食糧農業機関が創設した世界農業遺産に長良川のアユ漁の認定を目指すことを表明した。
(参照:国内森林・水資源、外国資本買収防衛へ 岐阜県で森林・水資源保全対策研究会初会合)

0829 長良川

image from 岐阜県庁

アユ漁で知られる長良川を有する岐阜県は、流域の自治体と共にFAO、国連食糧農業機関が創設した世界農業遺産に「長良川のアユ漁」の認定を目指すことを表明した。

解禁とともに多くの太公望が良質のアユを求めてやってくる長良川は、国内有数のアユの産地として知られている。特に郡上市内を流れる長良川水系で捕れるアユは「郡上鮎」と呼ばれ、大分県の「関さば」などと並ぶに、特許庁の地域団体商標にも登録されるほど、味、香りともに高級品として知られている。

実は、長良川は流域に約86万人の人口を有する生活圏に近い里川だが、流域の住民は、昔から長良川との共存を図ってきた。その一つが郡上八幡町に見られる水船という水利システム。その他にも流域の植林を進めるなど、水環境の整備も行ってきた。さらに、長良川河口堰の横の人工河川で受精させたアユの卵を放流する取り組みも行っている。

世界農業遺産は、2002年、食と暮らしを支え、優れた景観や生物の多様性の維持をもたらす伝統的な農法や文化を引き継いだ農山漁村の地域システムを認定するために、国連食糧農業機関が創設したもの。世界13か国31地域が認定されている。日本でも「トキと共生する佐渡の里山」など5地域が認定を受けており、長良川のアユ漁が認定されると6地域目になる。


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