和歌山県農業試験場、梅干しの廃液を利用した水田の雑草抑制方法を開発!

[ 2014/08/31 ]


日本一の梅の収穫量を誇る和歌山県農業試験場は、これまで廃液にしていた梅干しを作るさいにでる調味液で、水田の雑草を抑制する方法を開発した。(参照:天皇陛下が皇居の水田で恒例の田植え

水1
image from 和歌山県農業試験場

和歌山県農場試験場が水田の雑草を抑制するために利用したのは、梅干しを漬けるさい一次加工後にでる液で、梅調味液を呼ばれているもの。

日本一の梅の収穫量を誇る和歌山県では、年間に約1万8千トンも梅調味液が廃棄されており、産業廃棄物としてコストや処理場の確保が課題になっていた。

廃棄するしかなかった梅調味液を地域資源として有効活用するために、今回、開発された方法は、梅調味液に含まれる糖分などが水中の微生物に分解されるときに酸素が消費されることに注目したもの。水田の表面が酸欠状態になることで雑草の種子が酸素を確保できず、発芽を抑え、発生量を低下することができる。田植え直後と、田植えから7~10日後の2回散布することで効果が得られるという。

化学的な除草剤を使った場合に比べ雑草の量は多くなるが、何もしなかった場合の3分の1に抑えることができる。また、収穫量に変化はないという結果もでている。何よりも安全・安心な低農薬の米が収穫できるのが、消費者にとっては嬉しい。


関連する記事

アーカイブス

横浜ウォーター JICAから水道事業支援プロジェクトを受注 南アの水道事業を支援

横浜ウォーター 南アフリカ共和国の水道事業支援プロジェクトをJICAから受注 (参照:安全な水をマダカスカルの [&he・・・

記事全文

双葉地方水道企業団 福島の安全な水をPR「ふくしま木戸川の水」発売

双葉地方水道企業団 福島の安全な水をPRする「ふくしま木戸川の水」約2万本を発売 (参照:水道水を充填したペッ [&he・・・

記事全文

株式会社MTG 「SIXPAD」シリーズに水を使った新たなトレーニングアイテムを発売

株式会社MTG  「SIXPAD」シリーズに新たなトレーニングアイテム、水で身体を鍛える「SIXPAD Wat [&he・・・

記事全文

株式会社ファーストリテイリング ジーンズの加工時の水使用量を最大99%削減

「ユニクロ」の株式会社ファーストリテイリングがジーンズ加工時の水使用量を9割以上削減する技術を開発 (参照:ト [&he・・・

記事全文

高知 豪雨対策に地下に巨大貯留管を整備

高知市、豪雨対策として江ノ口地区北部の地下に大規模貯留管を整備  (参照:現代につながる江戸時代からの上水)

記事全文

デンマーク 雨水を循環させて環境に役立てながら洪水を防止する画期的な歩道塗装を採用

デンマークの首都コペンハーゲンで雨水を自然循環させながら洪水を防止する歩道塗装を採用 (参照:運河の大掃除!オ [&he・・・

記事全文

関西電力、富山県と締結。「黒部ルート」を2024年6月から一般開放へ

関西電力、富山県と「黒部ルートの一般開放・旅行商品化に関する協定」締結。2024年6月から黒部ルート一般開放へ [&he・・・

記事全文

JR東海 リニアトンネル工事に伴う大井川水系流量問題で妥協案

JR東海、リニア新幹線南アルプストンネル静岡工区の大井川水系流量問題で妥協案 (参照:現代につながる江戸時代か [&he・・・

記事全文

アサヒ飲料、小学生向け出張「水育」授業~こどもSDGsスクール~

アサヒ飲料が小学生にSDGsの観点から「水育」の出張授業を行う (参照:アサヒ飲料、透明なのにカフェラテ?「ア [&he・・・

記事全文

国土交通省「ダムを見に行こう(秋号)」発刊

国土交通省は9月、平成25年6月以降第23回目となる「ダムを見に行こう(秋号)」を発刊した。 (参照:東北整備 [&he・・・

記事全文

ニュース一覧を見る


    PR