海外水ビジネス市場へ 日本の水メジャーを目指す荏原エンジニアリングサービス 

[ 2010/09/28 ]


2010年9月24日に、丸三証券海外水ビジネス市場の分析につき、「部店長会議」用資料の中で発表した。それによると、まず海外の水ビジネス市場は、水メジャーといわれるグローバル企業が市場の3割を占有していると解説。その代表的な水メジャーとしては、フランスのヴェオリアやスエズ、米国のGEウォーターなどの名前を挙げている。また、日本に関しては、水道施設の運営管理を長く自治体が実施してきたことから、民間への技術還流がなされておらず、ノウハウの蓄積に弱点があると指摘している。


このような市場状況の中、日本政府は、海外水ビジネスの市場を有望市場とし、2025年には売上ベースで1兆8000億円、市場占有率で6%にまでその規模を拡大する計画をたてている。その中で、日本の自治体、各企業も様々な提携や実際の活動段階に入っている。

2010年4月から荏原製作所の100%子会社だった、荏原エンジニアリングサービスが、三菱商事日揮から33%の出資をうけ、日本の水メジャーを目指すべく、事業展開を開始している。荏原は、海外約50カ国、また海外に対する約500件の機器納入案件こなしている企業である。水処理施設の建設や機器販売に関しては日本におけるパイオニアといっていい企業であり、ODAによる上下水道などのインフラ整備の案件も手がけてきた企業だ。このような、各社の提携の動きも、海外での水ビジネスへの進出を目指し、海外水メジャーと争うためのものであると思われる。


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