世界の地下水、40年間で年間消失量が2.2倍へ 1年間で毎年琵琶湖10個分が消えてなくなる

[ 2010/09/30 ]


現在、世界の地下水はものすごい勢いで消えてなくなっている。毎年、琵琶湖10個分という勢いだ。この地下水の危機的状況について、オランダ・ユトレヒト大などの研究チームの分析で分かった。特に経済成長の著しい、中国やインドなど新興国で顕著である。今後、地球規模での食糧生産、水資源の確保に大きく陰をさしそうなデータである。詳細は近くアメリカの地球物理学会誌に発表される。


1年間に地球上の地下水は琵琶湖10個分消える


地下水は地球の淡水の30%を占める。それより多い極地の水資源は氷の状態であり、地下水の資源としての存在価値は極めて大きいといえる。同大の研究チームは、降水量、気温、蒸発量、気象データ、農業の水需要の量などを元に、地下水の消失量をシミュレート。その結果が、前述のように毎年琵琶湖10個の消失ということだ。

この結果は地域別に見ると、インド北西部、中国北東部などの新興国の人口急増地域。更に、米国中西部の穀倉地帯でも顕著な結果が出た。更に、この地下水の消失は、地盤を毎年0.8ミリ沈下させることになり、温暖化による海面上昇と合わせ、防災上も危険と指摘している。


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