大分県、大蘇ダムの抱える問題は、水がたまらないこと。 農業用水の確保へ調査検討へ

[ 2010/10/01 ]


2010年9月30日より、大分県大蘇ダムの抱える問題について、九州農政局は大蘇ダム周辺の河川や県営ダムの活用方法を再検証のため、現地調査を開始した。大蘇ダムの抱える問題は、計画通りの水が溜まらないという、ダムとしてはかなり致命傷に近いものだ。

農林水産省は、大蘇ダムは、当初通りの水の供給は無理と判断。必要な農業用水の確保に様々な方法の検討に入っている。このような状況下において、九州農政局は県営大田にダムや周辺河川、ため池などの現在周辺地域に農業用水を供給している、現状の調査を開始。県営の大谷ダムについては、既に老朽化が進み、十分な農業用水胃の供給は困難な運用状況にあることが改めて判明。
農家は限られた水を時間単位で分け合っている現状だ。

九州農政局では、今回の調査によって周囲の状況を把握し、大蘇ダムに依存しない農業用水確保を図るとしている。しかし、この判断に対して、現地の農家も反発を強めている。まずは、大蘇ダム本体をなんとかして、計画通りに水を供給できるようにすべきだという指摘だ。
この農家側の反発も十分理解できるものであり、ダムの水が溜まらないのでは、農家にとっても堪らぬ話であろう。


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