【コラム】釧路の未来のこどもに何が残せるか?―釧路ウォーターアートプロジェクト代表:吉田氏―

[ 2010/10/02 ]


―釧路ウォーターアートプロジェクト―

こんにちは、釧路ウォーターアートプロジェクト代表の吉田勝幸と申します。よろしくお願いします。今回は初回のため、プロジェクトの概要について簡単に説明しようと思います。(参考:釧路ウォーターアートプロジェクト 21世紀は水の世紀、水資源の豊富な釧路は未来への水先案内人に

北海道の東南部に位置する北海道釧路市は日本最大の釧路湿原があり、1980年6月にラムサール条約*の日本第1号登録湿地として認定をうけました。過去には「13年連続水揚げ量日本1位」という漁業の街でもあります。

釧路ウォーターアートプロジェクトは『釧路の未来のこどもに何が残せるか?』という理念のもと、今ある水を未来へそのまま残したいと考えました。そして以前からお願いをしていた世界的な環境アーティスト池田一さんをプロデューサーに迎え、海・川・湿原の水資源が豊富な釧路で、水に関わる環境問題をアートというフィルターを通して発信していきたいと考えております。


―市民参加型プロジェクト―

3カ年計画のこのプロジェクトは、初年度として釧路市民の想いを共有したいと考えました。

池田一さんの過去の作品を展示したアートギャラリーカフェを1日限定でつくり、講演やワークショップなどを行いました。新しい仲間が出来、やれることの幅が広がりました。

池田さんと3日間釧路市を調査し、1年目で何が出来るかを共に考えた結果、ウォーターマップを市民の手でつくることにしました。題して「釧路Water watching アートマップ・・・釧路scopeです。

釧路の川や海や湿原はとても複雑です。釧路湿原の周辺には、様々な動植物が生息しています。さらには、海の中を掘る太平洋の炭坑が今でも稼働していますし、水害が起きて出来た水門があるなど、様々な歴史的背景があり、今もそれが残されています。これらをマップに落とし込み、市民参加型アートとして大きなウォーターマップの完成を目指します。



ある程度の生活水準を維持するには1日最低80リットルが必要-青色のテープは会場のスペースを囲ったときに何人分の使用量になるかをはかったもの(正解525人分)



ラムサール条約―正式名称「特に水鳥の生息地として重要な湿地に関する条約
「国際的に重要な湿地を国際協力を通じて保全することを目的とし、水鳥の生息地のみならず、湿地がもつ機能・資源・価値を将来にわたって維持」していこうとする条約です。


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