環境省 ラムサール条約候補地、国内172箇所を選定

[ 2010/10/04 ]


2010年9月30日、環境省では、国内172箇所につき、国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約の基準を満たしているものとし新たに選定。今回選定された172箇所は、干潟47、河口域38、湖沼35、水田・ため池などの人工湿地28となっている。主な選定地は、栃木県の渡良瀬遊水地。愛知県豊田市の東海丘陵湧水湿地群。沖縄県の大浦川、泡瀬干潟などとなっている。

ラムサール条約は、湿地の保存に関する国際条約だ。湿地の生態系保護の目的で1971年に制定されたものだ。今回国内にける主な湿地の選定理由は以下のようになっている。

渡良瀬遊水地」は、北海道を除く国内で唯一100ヘクタールを超える33平方キロの面積をもつ湿地だ。更に環境省の定めるレッドリストの50種の植物を含む700種以上が生息している。「東海丘陵湧水湿地群」は、この地域のみに生息する固有主が存在する。沖縄県の「大浦川」は河口のマングローブ性魚類の多様性。同県の泡瀬干潟は絶滅危惧種の海藻クビレミドロやトカゲハゼの生息地であることが理由になっている。

これら湿地は国内の候補地として、2012年5月に開催される「第11回条約締約国会議」で国内6箇所以上の新規登録を目指し、調整に入る。


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