日産自動車株式会社と国際連合大学高等研究所が連携しレポート発行 水資源使用量の削減などの課題に挑む

[ 2010/10/13 ]


2010年10月12日、日産自動車株式会社は同社中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム 2010」において、国際連合大学高等研究所との共同研究成果がまとまったと発表した。「ニッサン・グリーンプログラム 2010」では、2007年から生態系と生物多様性と自動車セクターの関わりについて研究してきた。この研究成果については、レポートとして発行されるとともに、日産自動車株式会社のサイト上でも公開される。


本研究は、国連が提示したミレニアム生態系評価に基づき、「企業のための生態系サービス評価」の手法を用いて、資源の利用、自動車の製造、自動車が利用された場合における、生態系サービスとの関わりを評価してものとなっている。簡単に言えば、自動車ビジネスが、どれだけ生態系サービスに依存し、そして生態系にどのような影響を与えているのかを研究したものだ。

その結果として、自動車メーカとしての、重点課題3点を挙げている。それは、「エネルギーの調達」、「材料資源の調達」、更には「水資源の利用」だ。この結論にあるように、工業の生産、また製造物の運用、廃棄すべての局面で、水は不可欠のものである。

「ビジネスと生物多様性」については、COP10(生物多様性条約第10回締約国会議)の議題の一つに挙がっている。今後、日産自動車株式会社は、本研究の結果を生かし、省資源化、代替エネルギーへの転換、材料資源採掘量の削減、そして水資源使用量の削減といった課題に取り組んでいくとのことだ。


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